映画:ブリリア ショートショート シアター「アカデミー賞プログラム」
昨年11月末に「ブリリア ショートショート シアター」の年間会員になって以来、既に7プログラムを鑑賞した。出来栄えと言うか、私の琴線への触れ方に差はあるものの、作品の内容、映画というメディアを使用して様々な表現に取り組む各国の製作者の存在に、結構、感動している。そのことは以前に掲載したが、その後も変わっていない。
1日に2プログラムが交互に上映される。各プログラムは一ヶ月間継続するが、各々の開始・終了は半月ずれている。現在(2月27日)、バレンタイ・プログラム(28日まで)とアカデミー賞プログラム(3月15日まで)を上映中。3月1日からVOICEプログラムが上映開始される。
バレンタイ・プログラムの3作品では様々な愛が描かれる。おもしろさはあるもののストーリーに既視感があった。永瀬正敏主演の「chocolate」は私が見始めてから初の日本作品、お互いの愛は失っていないものの別居状態にある家族の物語。バレンタイ・プログラムに適当かとの疑問は抱いたが、力作であることは確か。
アカデミー賞プログラムの4作品は、いままでに鑑賞した7プログラムで最も粒よりのものが揃っていた。アカデミー賞の時期であり、「Curfew リッチーとの一日」はアカデミー賞候補作品(25日に短編実写部門受賞決定)で、アカデミー賞プログラムとされたのだろう。しかし作品の基調は愛、バレンタイン・プログラムよりはもう少し大きな愛がテーマ。
「Lavatory-Lovestory(ロシア)」は線描の動画で部分着色、その他は実写。アカデミー賞受賞の「Curfew リッチーとの一日(アメリカ)」はさすがに見事、「The Crush アーダルの恋(アイルランド)」も鋭い視点があり、「Toyland おもちゃの国(ドイツ)」は、ドイツで制作されたことに映画人の良心を感じた。
1プログラムは1時間に編成、入場料1000円、内容を書く訳にいかないので貴方の目で是非確認して欲しい。多少でも興味を感じていただけたら、まずはアカデミー賞プログラムを。
ホームページに案内図があるけれど、地元の私も最初は戸惑ったので、要所の写真を掲載しておく。参考まで。
案内図の迎賓館と高島中央公園の間に掛かる歩道橋上で撮影した写真。左は横浜方面を望むが、右端の丸いビルが富士ゼロックス、その奥が日産本社、横浜駅東口は日産本社の向こう側。右は歩道橋上で回れ右した状態、正面に高層住宅が二棟、その裏に二棟。シアターは右側の奥の高層住宅の二階になる。
左は右側の手前と奥の高層住宅の間で左側中央に住宅入り口、中は住宅入り口の様子、入って右手の階段を上る。右は二階のシアター入り口。
(2013年02月27日記録)
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