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2023年2月 5日 (日)

みなとみらいの目と鼻の先に米軍揚陸艇部隊配備が決定

先日の新聞が「みなとみらいの目と鼻の先に米軍揚陸艇部隊配備が決定(*1)」を伝えました。
目と鼻の先にあるのは瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックで、横浜みなとみらい地区の北に位置する島状の埋立地、瑞穂橋で陸地に接続します。一部を除いて米軍の接収が継続して今は資材の保管場所のようですが、新たに13隻280人の小型揚陸艇部隊を常時配置するとのこと。

09_20230205184001 瑞穂ふ頭は横浜港大さん先端に立つと、少し左手に見えます。東端にハマウィング(風力発電所)の巨大なブレードが回転しています。ランドマークタワー展望台からは全体を鳥瞰できます。

02_20230205183701この件に対する「山中竹春横浜市長コメント(*2)」は何とも頼りなく、接収地返還に毅然と対応する意思が感じられません。
03_20230205183701 参考とありますが市の「横浜ノース・ドックに米陸軍が小型揚陸艇部隊を新編予定(13隻及び約280名の編成)(*3)」は、どの立場からの見解か皆目分かりません。異議はあっても意義などありえない筈。

配置される280人の居住地はどこになるか。瑞穂ふ頭から最も近い米軍住宅は、2015年に居住者が退去した根岸住宅です。街歩きの途中で観察すると、撤去作業が進んでいる一帯と、内装に手を入れているのではないかと思われる一帯があるように感じられます。居住が再開されるかも知れません。

直接の関係は無いかと思いますが、市の「国民保護法に基づく緊急一時避難施設を指定(*4)」が告知されています。
すなわち横浜市域の横浜市営地下鉄管理の地下駅舎33 か所及び横浜高速鉄道株式会社管理のみなとみらい線の地下駅舎5か所が、緊急一時避難施設に指定されました。たまに利用する新高島駅は奇妙な印象を受けるのは、そういう用途が想定されているのでしょうか。

平和を希求するより、戦争に突き進む動きの方が強力と感じます。これで良いのでしょうか。

  1.https://www.tokyo-np.co.jp/article/225800
  2.https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/kichi/comment.html
  3.https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/kichi/kichitaisaku.files/0093_20230127.pdf
  4.https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/somu/2022/0728kokuminhogo.html

  *米軍接収地 *瑞穂ふ頭 *揚陸艇 *根岸

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