大庭御厨:藤沢市の神明社
藤沢本町駅から大庭城址まで、藤沢市中央部の路上観察を実施しました。先日の茅ケ崎神明社巡りの続きのつもりです。
皇大神宮は、通称を神明宮、烏森神社とも称され、土甘郷総鎮守と称されます。土甘はとがみ、藤沢の古名の砥上が原に通じます。住所は鵠沼神明2丁目で、海岸近くが鵠沼と思っていましたが意外と広い。旧東海道を西に進めば、遊行寺を出てから北に膨れ、神宮の少し北側を通過しますが、江戸時代でもまだ湿地が広がっていたという事でしょうか。
万福寺の山号は鵠沼山、山号に地名の付く寺院は古くからあるという事か、気になっています。近くに首塚、空乗寺、すぐに引地川。
引地川は深いコンクリート護岸で風情に欠けますが、緑道や親水公園が設けられています。桜は咲き始め、散歩に良い季節です。4・50分歩くと、大庭城址の丘陵が見えてきます。写真では見えませんが、左側に大山が見えます。
大庭神社は式内社、雰囲気はありますが少し寂れている感じ。
右岸に渡り戻るように進むと舟地蔵、名前の通り地蔵が舟に乗っています。旗などが靡いて今も信仰が続くと伺わせます。
大庭神社旧跡は訪れる人も無さそうで、ひっそりしています。すっかり公園になっていて、古に思いを馳せるにはかなりの飛躍が必要そうです。
付近の神明社で、神明社(城の神明)は外し、芙蓉神明社はどう見てもゴルフ場内にあって入れそうになく、大庭神明社は前回参拝したので今回は寄りませんでした。西俣野はサバ神社巡りあるいは御霊神社巡りに含めた方がよさそうです。
路上観察としては、藤沢本町周辺と大庭城址周辺は分けた方がようさそうです。藤沢本町周辺は遊行寺を含めて藤沢宿で見所は多いです。大庭城址は公園になっていて城の雰囲気は喪失しています。周辺にもう少し見所を見つけないと。
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