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2020年7月17日 (金)

横浜市都筑区川和の道祖神

 横浜市営地下鉄グリーンライン川和駅至近に、往時の姿を留めると思われる道祖神などが建立される一角があります。この辺りは以前に歩きましたが、整理しかえけの概要はこちらで参照できます。
 久しぶりに出かけたのは道祖神などを確認するためです。梅雨の合間に陽が出たので急ぎ出かけましたが、到着した頃には陰ったので改めて出かけます。。

 この一角の全景で、左から稲荷明神・双体道祖神・地蔵菩薩です。
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 稲荷明神は、祠内に2基の板碑、左の碑には「稲荷大明神」と刻まれ、右の碑は判別できません。どちらも台座に相対する狐が彫られています。稲荷碑は他で見かけていないと思います。
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 双体道祖神は寛政十年戊午と刻まれています。1798年です。
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 脇の2基は地蔵菩薩でしょう。右の台座に三猿が彫られているので庚申講の建立でしょうか。
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 ここから北に100m進むと庚申塔、左に地蔵、右の壊れた碑は文字が刻まれているのですが隙間が狭くて読めません。
 さらに100m進むと、立派な地神塔と地蔵菩薩があります。
 かつてはこの先に川和富士塚が造られていたのですが、再開発で削平されてしまいました。
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 最近は鎌倉市を除く旧鎌倉郡を主に歩いて、既に歩いていますが、路上観察を行います。とりあえず参考として旧知の川和へ出向きました。

  (2020年7月17日記録) #路上観察 #都筑 #石造物

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