« 「証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人」読了 | トップページ | VOCA展2020 現代美術の展望 »

2020年3月10日 (火)

幻の笹下城

 横浜みなとみらいで横浜湾に注ぐ大岡川を遡上すると、上大岡を過ぎて笹下川(本流)と日野川に分かれます。両川の間に広がる丘陵に笹下町・洋光台の街並みが広がります。

 住所は笹下町になりますが、洋光台と境を接する位置に真宗高田派の梅花山成就院があります。この寺一帯は、かつて後北条氏配下の武将・間宮康俊らの居城笹下城であったとされます。間宮氏の子孫に間宮林蔵、杉田玄白がいます。

 寺は一段高くなっており、門前左手は高い擁壁になっていて空堀跡との案内があります。本堂の後ろ側は土塁との伝わりますが定かでありません。

 一段高いところから周囲を見渡せば、周囲は家で埋め尽くされています。なぜ幻の笹下城かと云えば、発掘調査されないままに開発が進められて、詳細不明になってしまったことのようです。
Dsc_5822 Dsc_5831 Dsc_5833

 次の航空写真は周辺の様子、地形図(部分、右が北)は武内廣吉「武州久良岐郡地名考」からの引用です。なお地形図は「日本城郭体系5」で引用されています。
Photo_20200310193501 Photo_20200310192002

 少しづつ場所を変えて街歩きを続けます。街歩きは何かあることが前提になるように思いますが、私は何か無くなってしまった、言い換えればそこに何かがあったことにも興味を覚えます。そういう過程を開発と云うと思います、良かった悪かったかは別にして。それにしても横浜は坂の多い町です。

 笹下川沿いによく歩きますが、しばらくは丘陵地帯を歩いてみます。笹下川をはさんで反対側の丘陵には黒船見物の丘などもあるので、併せてルートが出来ると良いかと思っています。  (2020年3月10日記録)

|

« 「証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人」読了 | トップページ | VOCA展2020 現代美術の展望 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人」読了 | トップページ | VOCA展2020 現代美術の展望 »