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2020年2月

2020年2月22日 (土)

国土地理院地図の利用手続変更

 街歩きの案内書をまとめる際に地図の利用は不可欠ですが、知的所有権(制作者の権利)に抵触しないことに気を使います。個人的な楽しみですから、手続や費用発生は極力避けたいところです。

 

 いままで利用したくてもちょっと手を出しにくかった国土地理院の地図、抵触しない範囲を再確認しようとして国土地理院地図の利用手続変更 に気付きました。少なくとも私の想定する範囲内での制約はなくなったと思います。

 

 いままではOpenStreetMapを利用してきました。これからも利用しますが、選択範囲が増えたことになります。有り難いことです。

 

 願わくば行政および外郭団体が所有する歴史的写真などの利用もフリーになって欲しいものです。基本的に長作権保護期間の終えたものについて指しています。つたない文章を足する意味でも、その利用は有意義と考えます。ただ1点あたり何千円かを徴収されるのでは利用困難です。私的団体はともかく行政関係は改善されることを希望します。  (2020年2月22日記録)

 

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2020年2月16日 (日)

鎌倉道中道:いたち川新橋~下永谷

 鎌倉巨福呂坂を越え、山ノ内を過ぎていたち川を新橋で渡ると、鎌倉時代は完全に鎌倉の外になります。

 「吾妻鏡、貞応3年(1224)6月6日條」に七瀬の祓を記録します。
 陰陽道における除災の儀式のひとつで、禍を負わせた人形を七人の勅使に持たせ、七ヶ所の河海の岸で祓をするものです。この日の目的は祈雨、勅使の向かった先は由比の浜(由比ガ浜)、金洗沢池(七里ガ浜)、固瀬河(境川)、六連(六浦)、鼬河(いたち川)、杜戸(森戸)、江嶋の龍穴(江ノ島)です。

 「鎌倉年中行事」に、公方様御発向を記録します。
 1416(応永23)年、上杉禅秀の乱を鎮めるために足利持氏が出立します。吉日を選び、いたち川に至って昼休み、吉例により『御酒三献御湯漬參』、装束を改めます。

 いたち川は出立川の転化と云われますが、幕府にとっては重要な場所でした。

 歩き始めが遅かったので行けるところまでとして、いたち川に架かる新橋を後にします。

 すぐに分岐、古い道標に「従是とつか道」「従是ぐみやうじ道」とあり、直進すれば戸塚、右は鎌倉道中道を進んで、途中で折れれば横浜市最古の寺・瑞應山弘明寺に至ることが分かります。

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 道筋に道祖神や、ところどころに古い道標が残ります。でも大方は住宅地として拓かれた中を通るので、古道の趣はありません。それでも切通に架かる橋や高い処などは遠望が利き、尾根筋を辿っていることは想像できます。

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 余談ですが、付近の高圧線鉄塔は、殆ど尾根道を選んでいるだろうとの仮説を抱いています。所々に盛り土したような、実際は周囲を削られたであろう高圧線鉄塔が点々とします。閑話休題。

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 弘明寺までは5㎞ほどを残して、下永谷を今日の終点としました。いずれ天気の良い日に鎌倉から一気に歩いてみます。

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 ところで戦に向かう人はどのような思いでいたち川を渡ったのでしょうか。足利持氏はともかく、従う人たちは生きて帰れると思っていたでしょうか。 そのようなことをふと思い浮かべました。  

(2020年2月16日記録)  

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2020年2月15日 (土)

一駅散歩:京浜急行能見台駅から富岡駅へ

  『明治32年、香港からの汽船が横浜に入ってきた。体調を崩した船員がいたが、寄港していた神戸では見逃されている。「ペストじゃないか」。患者をみて、言い当てた若い医師がいた。開国後、伝染病の流行に悩む明治政府は横浜に検疫所を開いた。そこに勤めていた野口英世である。・・・(2020年2月7日東京新聞朝刊 筆洗)』

 ここで横浜の検疫所とは、能見台駅から東に丘を越える横浜検疫所、往時は長濱検疫所です。明治32年(1899年)5月、22歳の野口英世が海港検疫医官補として勤めをはじめます。野口ゆかりの旧細菌研究室は現存、公開されています。
 現在、海岸線は見当たりませんが、埋立前はこの辺りが海岸線でした。

 この一駅散歩は旧海岸線付近を辿って史跡などを見学します。案内図はこちらからダウンロードして下さい。

 ルート付近で、3月1日まで「アートプロジェクト「猫の小林さん」とあそぼう!」を開催していますので、寄り道されるのも楽しいと思います。

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 (2020年2月15日記録)

 

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