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2015年7月22日 (水)

路上観察:八坂神社のお札まき

 八坂神社といっても横浜戸塚、旧東海道沿いにある八坂神社で、戸塚駅から西に向かって徒歩10分ほどの所にあります。この小社で、毎年7月14日にお札まきの神事のあることは、かって旧東海道を歩いた時に立ち寄って知っていました。ただし、実際にその様子を目の当たりにするのは今回が初めてです。

 まずお札まきについて、神社に掲げられている案内を次に引用しておきます。

 横浜市指定無形民俗文化財 お札まき
             平成三年十一月一日指定
             保存団体    お札まき連中
             行われる    毎年七月十四日
             時期及び場所  戸塚区戸塚町四一八九番地
                     八坂神社他町内各所

 お札まきは、七月十四日の八坂神社の夏祭りに行う踊りで、同社の元禄再興とともに始まったと伝えられています。この踊りは、江戸時代中期、
江戸や大阪で盛んに行われていましたが、やがて消滅し、現在は東海道の戸塚宿にだけ伝え残されています。
 男子十数人が姉さんかぶりに襷がけの女装をして裾をからげ、渋うちわを持ち、うち音頭取り一人はボテカズラをかぶります。音頭取りの風流歌に合わせて踊り手が唱和しながら輪になって右回りに踊ります。踊り終わると音頭取りが左手に持った「正一位八坂神社御守護」と刷られた五色の神札を渋うちわで撒き散らします。人々は争ってこれを拾って帰り、家の戸口や神棚に貼ります゜神社境内で踊り終わると、町内各所で踊り、神社に戻ります。
 風流歌の歌詞に「ありがたいお札、さずかったものは、病をよける。コロリも逃げる」という文句があることから、祇園祭と同様な御霊信仰に基づく厄霊除けの行事であることがわかります。
 神札を路上に撒き散らして人々に拾わせる御符配りは、現在では極めて珍しく、民間信仰資料として貴重です。

             横浜市教育委員会

 特に付け加えるほどの情報は持たないので、後は写真を参照願います。白日の下では怖いもの見たさの感がなくもないけれど、笑いのうちに一日のんびり過ごすのでしょう。

 八坂神社正面。反対側の歩道を歩いていれば、普段は気付かないかも知れません。
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 踊りの様子、踊り手の希望者は少なくないそうですが。深層に女装願望があったりして。
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 戸塚消防署の前。2時間ほどを費やして町内を巡回、神社に戻るそうです。
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 歌は風流歌とありますが、猥雑な内容を含んで大らかさがあるように感じました。次の機会に文字起こししようかと思いました。

  (2015年7月22日記録)

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