俳句:本尊は未完の鉈彫り春の雪
とにかく3年間は黙々と続けようと思ってカルチャースクールの俳句教室に通い初めました。早いもので、昨年末で3年が過ぎました。これからは、少しまともな句が出来たらお披露目しようかと思います。もっとも、まともと思うのは本人の主観で、よそ様がどう思うかは無視します。図版・写真と組み合わせて、季節季節の雰囲気が伝われば良いかと思います。自句への言及はしませんが、参考になることがあれば多少は付記をして。
今回使用の図版は、「瑞應山蓮華院弘明寺」の木造十一面観音立像です。未完に見えて、実は完成しているとも。お顔の彫りは、お体よりさらに細かい。
京浜急行弘明寺駅至近、子どもの頃から国宝弘明寺観音として認識していました。と言っても寺で拝観したことは無く、東京国立博物館の企画展(*1)に出展されていたのを観ただけです。円空とも木喰とも随分と違う鉈彫り。常時拝観できるか否かは未だ未確認です。もう一度拝観したいと思っていますので、今度、確認します。
*1 特別展 仏像 一木に込められた祈り
2006年10月3日-12月3日 東京国立博物館
(2014年2月15日記録)
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コメント
勉強になります!
仏像が纏う静謐な気が、春の雪の季語で生きる気がしました。
投稿: strauss | 2014年2月16日 (日) 04時31分
ありがとうございます。
句と写真が付き過ぎと思っています。もう少し、香り立つような関係を目指したいと思います。
投稿: | 2014年2月16日 (日) 14時28分
付きすぎといえば言えるかもしれないですが、春の雪は明るい未来を含んでいるので、この句の季語には合ってるのではないかと、私は思っちゃいました。
投稿: strauss | 2014年2月17日 (月) 16時25分
写真と俳句が付き過ぎかと。まあ、この仏さんを頭に浮かべて作ったので、仕方ないところですが。もう少し、そんな感じの写真を探したいと思います。
投稿: F3 | 2014年2月17日 (月) 19時26分