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2013年9月 9日 (月)

路上観察:SCOT Summaer Season 2013 後・後々日(2013年9月1・2日)

 9月1日、小雨。金沢に向かう。

 トンネルで山の反対側に出ると、眼下に旧利賀村役場が見える。平村や世界遺産・相倉合掌集落へは、正面の山並みの左手の峠を越えると近い。今日はこのまま山肌を砺波平野に下る。
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 金沢も雨。目的は21世紀美術館のみ。

 日程に合わせて何でも観るが、企画展『フィオナ・タン「エリプシス」 』『イザベル&アルフレド・アキリザン「住む:プロジェクト―もうひとつの国」』は、今ひとつ心が動かない。

 『島袋道浩:能登』は、小規模なインスタレーションながら共感できた。2010愛知トリエンナーレの三河湾の小島をテーマにしたインスタレーション、2011ヨコハマトリエンナーレの『人間性の回復』『燻製!』。島袋の作品からは「芸術の生活化」が感じられて好きだ。
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 美術館に近い割烹料理屋でランチ。郷土料理は治部煮のみ。後は刺身・天ぷらなどだが、加賀野菜など地のものを使用しているのだろう、素材にしっかりした味が感じられて美味。ちょっと贅沢。

 

 この後、富山に戻ってホテルで小休止。夜は越中八尾の「風の盆」見学、様子は掲載済み。

 

 9月2日、雨。帰りの電車までの6時間ほどの時間、レンタカーで高岡市に向かう。

 高岡市万葉歴史館を再訪。大伴家持を中心にした越中万葉の資料展示が充実。学究的な感じだけれど、映像やジオラマを使用した平易な導入部がある。

 歴史館の近所に、国分寺跡・国庁跡・大伴神社などがあり、背後に二上山がある。また、海の向こうに立山連峰が聳える観光ポスターなどで知られる雨晴海岸が近い。

 家持は万葉集の最終編集者と言われ、万葉集の最後を「新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事」で飾る。また、現代のサラリーマンのように、大宰府・佐保・恭仁・越中・平城・難波・因幡・大宰府・多賀城と、勤務地を転々としている。なかなか興味深い人だ。資料を購入したので、追って精読しよう。
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 なお多少の時間があったので、金屋町の町並みを見学した。

 近くに鎮座する有磯正八幡宮は、「有磯造り」と呼ばれる銅板葺の屋根、藩主前田利長公奉納と伝えられる石垣が周囲を囲んで重厚な雰囲気。
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 金屋町は、石畳の両側に格子・格子戸の家並みが連なる。鋳物品卸の店で座敷に上げて貰ったが築200年とか。ガラス窓は後に取り付けられたそうだが。静寂の中、バッハの無伴奏チェロ組曲が流れていた。
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  (2013年9月9日記録)

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