さわやか横浜:根岸競馬場遺構(2013年8月17日)
横浜山手の「みなとのみえる丘公園」から、南西に延びる尾根道を3Km少々散歩すると根岸森林公園に至ります。
この公園は、慶応3年(1867)に外国人クラブ主催で日本初の洋式競馬が行われた場所。その後、運営は日本競馬クラブに引継がれ、戦争のために閉鎖される昭和18年(1943)まで、多くの人々で賑わったようです。
公園の一角に、メインスタンド遺構が残っています。 尾根道の少し手前から谷戸に入る道が、往時の競馬場へのメインストリートだったと思います。
谷戸の奥から丘に登るように進みます。レンガ造りの階段を上がれば、右手に遺構が見えます。ちょっと引いた写真で遺構の左手に見える建物群は、米軍根岸住宅の一角、リトル・アメリカで、通常は一般人が立ち入りできません。
丘の途中から見た遺構です。半円形のテラス広場がしゃれています。今までに何回かご紹介していますが、この日の光りの回り具合が一番きれいでした。
正面と側面、内部へは立ち入り禁止、フェンスに囲まれています。
いつもは見ることのできないスタンド側の様子、当日は、米軍根岸住宅の親善盆踊りのため中に入ることができました。入り口で荷物検査して中に入れば、写真撮影も自由。一度は見たいと思ったスタンドを写してみたのですが。完全に逆光、スタンドは傾斜しているから、低い位置から撮ったのでは、何とも訳のわからない写真になっています。
スタンドは、太陽の位置関係から午前中に撮影したいところ。フレンドシップ・デイだったらどうでしょう。機会を伺がいます。
(2013年8月21日記録)
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