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2013年6月

2013年6月29日 (土)

随想:神奈川フィル・次回(291回)定期コンサートの私的メモ(終)

 本日(2013年6月29日)は、神奈川フィル第291回定期演奏会の開催日です。プログラムは、
   リゲティ   :アトモスフェール
   ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(独奏:ミハル・カニュカ)
   バルトーク  :オーケストラのための協奏曲。
会場であるみなとみらいホール付近は、初夏の陽射しに包まれています。

 

 私的メモを、今回を含めて4回整理しましたが、リゲティに到達しませんでした。それでも、いつにも増して、CDを聴いたり、大してわかりもしないのにちょっとスコアを広げたりしました。

 スコアを見て気付いたのは、やはり我が家のステレオでは聞こえない音があることです。音量を絞って聴くせいもありますが、ppくらいでの演奏は音が出ているか判然としません。演奏会では視覚も加わりますので、ppppくらい(あるでしょうか)でも音を認識できます。それだけに留まるものでありませんが、やはりライブは良い。録音は次善です。

 本日はまず、録音とライブの差のようなところを意識したいと思っています。

 

 バルトーク:管弦楽のための協奏曲は、積んであったCDの中に「サイモン・ラットル:バーミンガム市響」があったので聴きました。3種類聴いて差異には気付くのですが、それを表現するのは難しい。よそ様の評を良く見聞きする必要があります。

 それと、第4楽章「中断された間奏曲」が、ショスタコーヴィチ:第7番、第1楽章展開部の主題を引用しているとのことだったので「ロジェストヴェンスキー:ソ連文化省交響楽団」をそれを聴きました。第1楽章だけで30分近い演奏のその半分以上を占める「戦争の主題」。バルトークが引用した背景は定かでありませんが、結果として、美しく、見事な本歌取りになっていると感じました。

 ショスタコーヴィチも見事です。小太鼓が刻むリズムに載って様々な変奏が次第にクレッシェンドしていく様は、忍び寄る戦争を暗示して怖いくらいです。「ラヴェル:ボレロ」が思い浮かびました。

 本日の二つめは、管楽器に注目したいと思っています。

 

 私的メモであって深みのあるものではありませんが、記録を演奏会後に見直せば、自分なりに感じることはありそうに思います。

 本日は、開演前にロビーコンサートがあるようです。少し早めに出かけます。

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2013年6月28日 (金)

さわやか横浜:ツリーハウスカフェ(2013年6月24日)

 横浜市営地下鉄・三ッ沢下町駅からさほど遠くないツリーハウスカフェ「なんじゃもんじゃカフェ」。TV番組で知って、散歩がてら覗きに行きましたが、前2回は待ち行列ができていたのに、3回目にしてコーヒーが飲めました。たまたまか、あるいは少し落ち着いたのでしょうか。

 私がコーヒーを飲んでいる時に来店した関西系と思われる女性二人連れ。「カメラに入らない」などとかわいい叫び声を上げていました。今回、私は超広角レンズを装着した一眼レフを持参しましたので、コンパクトデジカメでは撮れない写真も。

 

 まずは、木の根から天辺までを一続きで、そして外観。傾斜地なので、木の半分ほどの高さに入り口があります。
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 階段を上った辺りおよびハウス(小屋)内部です。写真手前に小さなカウンターがあります。
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 オープンテラス、奥の席の左手に席がもう一つ。かなり高く感じます。人が歩けば振動が伝わります。
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 ハウスと階段途中の接近写真、木の枝が利用されています。木が成長したらどうなるのでしょうか。それが少々気になります。
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   (2013年6月27日記録)

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2013年6月27日 (木)

さわやか横浜:サンプリンセス号出港(2013年6月23日)

 空模様が怪しかったのでためらいましたが、結局、サンプリンセス号出港の撮影に出かけました。

 古い記憶では、これだけの大型船の出港にはタグボートが数隻、押したり引いたりしていたように思います。今は、いとも簡単に出港していきます。タグボートは一隻、それも周囲を監視しているだけと見受けました。

 停泊中の様子、上屋から見た様子。
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 後進でゆるゆると離岸、右舷側に舵を切って、船首を外港に向けます。
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 船首が外港に向いたところでゆっくり前進開始、ベイブリッジをくぐって外港へ。後方を監視していたタグボートは、先導のため船首前方に移動します。
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 横浜港大桟橋からはここまでしか見ることができません。その後、東京湾から太平洋に向かう様子は、横浜港シンボルタワーで見ることができます。

   (2013年6月26日記録)

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2013年6月26日 (水)

音楽:みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.50

 「石田泰尚ヴァイオリンリサイタル」。ピアノは中島剛。ランチタイム(12時10分~)とティータイム(14時30分~)。各回50分のミニコンサート。

 

 ランチタイムは「色彩豊かな名曲の数々」。黒のスーツ姿の二人から、フランス生まれの小品が演奏されました。フランクは小品ではありませんが。

 「ドビュッシー:ゴリウッォグのケークウォーク」は、ヴァイオリン休憩でピアノ演奏と思いましたが、全曲デュオ。カジュアルなクラシックの趣、繊細なヴィオリンと寄り添うピアノが紡ぎだす上質な音楽。

 未発売のステージ左右・後方席を除いて三階まで満席。クラシック・クルーズは何度となく聞いていますが通常は六・七割の入り。いつもより多い三・四割は、石田人気の増員でしょう。

 いつもは当日券入場の私が数日前に前売りを購入。三階席の後方などしか空いていませんでした。そこは、強奏時にヴァイオリンとピアノが巨大な楽器のように響きました。反射音が多いのでしょう。一つ勉強しました。

 

 ティータイムは「魅惑のピアソラ~映画音楽と共に」。二人はシャツ・スタイルで登場、さらにカジュアルな雰囲気に。

 閑話休題。私が聞いた、聞こえた最初の洋楽は、若くして亡くなった叔父が愛好したタンゴ、まだSP盤でした。そんなこともあってタンゴは好きですし、ピアソラも好き。

 1階後方席でしたのではっきりしませんが、見える範囲の3階席は空いていましたが、それでもいつもより多いお客さんが。

 演奏を堪能しました。タンゴの場合、ピアノはもう少し硬質の方が好きですが、急には変われないでしょう。ピアソラに闘争的な趣を感じることもありますが、選ばれた曲は繊細なもの。

 アンコール2曲の演奏が終わり、間が空いて出てきたときには異なるシャツに変っていました。それから2曲。一見強面ですが、細かい気配りをする方です。

 

 クラシッククルーズでは、曲間に解説などの短い話を挟みます。今回は短い挨拶が一回だけ。
 アンコールでも短い話をしたのですが、ティータイムでは「こう見えてもオーケストラもやっているんです」って、29日の定期演奏会を宣伝していました。皆さん笑っていました。

 蹴り、手を払う、軽いジャンプ、の仕草を交えてサービス精神旺盛。自然にでしょうか。客の入らないステージ後方席にも挨拶、右手の肘を揉むようにして舞台袖に消えました。

 

  出演 石田泰尚(Vn)、中島剛(Pf)

  曲目 ランチタイム・クルーズ(12:10~13:00)
      ラヴェル   :亡き王女のためのパヴァーヌ
      ラヴェル   :ヴァイオリン・ソナタ ト長調より第2楽章
      ドビュッシー :小組曲 第1楽章「小舟にて」
      ドビュッシー :組曲「子供の領分より」 第6楽章
                「ゴリウォッグのケークウォーク」
      フランク   :ヴァイオリン・ソナタ イ長調より
                第1楽章、第2楽章、第4楽章
      マスネ    :タイスの瞑想曲  (アンコール)
      ファリャ   :スペイン舞曲   (アンコール)

     ティータイム・クルーズ(14:30~15:30)
      ピアソラ   :アディオス・ノニーノ
      ピアソラ   :レビラード
      ピアソラ   :タンゴの歴史より「ナイトクラブ1960」
      ピアソラ   :タンゴの歴史より「現代のコンサート」 (追加)
      J.コズマ   :映画「夜の門」より「枯葉」
      ヤコブ・ガーデ(大橋晃一編曲):ジェラシー
      M.ハムリッシュ:映画「追悼」より テーマ曲
      A.ビジョルド :エル・チョクロ
      J.ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」より (アンコール)
      A.ピアソラ  :鮫             (アンコール)
      ミキス・デオドラキス:ゾルバの踊り     (アンコール)
      プッチーニ  :「トゥーランドット」より
                誰も寝てはならぬ    (アンコール)

  会場  横浜みなとみらいホール・大ホール
  公演  2013年6月25日

   (2013年6月26日記録)

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2013年6月25日 (火)

さわやか横浜:大規模商業施設「Mark Is」開店

 みなとみらい地区、横浜美術館の正面、大規模商業施設「Mark Is」が2013年6月21日に開店しました。あいにく当日は雨でした。

 22日は良い天気になったので、建設中から気になっていた中央玄関上部のパブリックスペースを見に行ききました。新しいみなとみらい地区の風景が見られました。

 横浜美術館前から見た「Mark Is」、広角レンズでも左右が少し切れています。
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 横浜美術館側の4階屋上部がテラスになっていて、一部は喫茶店だかレストラン、反対側は樹木が植わったプロムナードの赴き。
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 4階屋上部から見た5階。外階段があって面白い感じ。
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 5階屋上部には、柑橘系の樹木やハーブが植えられたスペースがあって、少し落ち着いたらのんびりできる場所になりそうです。
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 5階屋上から見るみなとみらい地区は、ランドマークタワーや横浜美術館前広場が新鮮に見えます。
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   (2013年6月25日記録)

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2013年6月24日 (月)

随想:神奈川フィル・次回(291回)定期コンサートの私的メモ(3)

 バルトーク:管弦楽のための協奏曲(以下、オケコン)に関して。

 レコード屋の分類は管弦楽曲、作曲は1943年でまあ現代曲。バルトーク没は1945年、保護期間50年の日本では著作権消滅、保護期間70年の欧米では著作権が生きている筈。その点からも現代曲と言えそうです。でも、現代曲の思いは希薄です。

 協奏曲は、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲のように、独奏楽器(群)と管弦楽が協調・対峙する形式が思い浮かびます。オケコンでは明確な独奏楽器はありません。時代は異なりますが、J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲は、ヴァイオリンとリコーダー2本を独奏楽器とする4番などの他、独奏楽器が特定されない3番などがあります。管弦楽の規模は異なりますが、オケコンはそれらの範疇でしょう。これで判ったことにはなりませんが。
 交響曲的なものに比べ、あるパートが特徴的な旋律を奏で強調される、としておきます。

 

 参考のCD2枚。小澤征爾:サイトウ・キネン・オーケストラとフリッツ・ライナー:シカゴシカゴ交響楽団。第2楽章冒頭の小太鼓の響きが随分異なって聴こえます。楽器そのものか、半世紀の開きがある録音技術の影響か。後者により大きな安堵と鮮明さを感じます。

 5楽章からなり、第1楽章から順に「序章」「対の遊び」「悲歌」「中断された間奏曲」「終曲」の標題付き。

 第2楽章「対の遊び」は、パートの楽器が分かれて演奏(div.)されることで協奏曲的なものが印象付けられます。バスーン、オーボエ、クラリネット、フルート、トランペットが並行する音形を繋ぎ、管合奏へ。小太鼓が要所を締めて、弦が全体を支えます。
 並行する音形は、第1楽章冒頭のチェロとコントラバスの重々しい響きで、既に予告されていたことですが。

 第4楽章「中断された間奏曲」は、この曲を聴くだけでは判りません。ライナーノートなどを参照すれば、ショスタコーヴィチ:第7番、第1楽章展開部の主題を引用することに起因するそうです。後で聴いてみます。

 第5楽章は競争曲か。テュッティとパートが鮮明に響く部分が繰り返され、最後に高まって鋭く終わる。気持ちの高揚は必至です。

 

 One for Allのオーケストラが、All for One、2にも3にも、になる所を楽しみます。
 なかなか覚えられないメンバーを知る絶好の機会にもなります。当日の配置が判ればなお良いのですが。

  (2013年6月24日記録)

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2013年6月20日 (木)

随想:神奈川フィル・次回(291回)定期コンサートの私的メモ(2)

 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(以下、ドボコン)に関して。

 CDを聞きながら、我が家の古いステレオは、記録された音がどこまで再現しているのか。それに、我が家は街中なので生活音が響いています。今日は、軍用ジェット機の飛行音も間歇的に響きます。時に軽くバリバリと。それでも聴くのだ。

 

 ソリストはミハル・カニュカ。チェコ生まれで50代前半、師にポール・トルトゥリエが連なります。トルトゥリエは、昔、神奈川県立音楽堂で「アルペジオーネ」を聴きました。その頃の演奏家は多少判ります。後の20年ほどは演劇鑑賞等に軸足があって、最近の演奏家が判りません。カニュカは初めて。当日の楽しみに。

 

 ドボコンで強く感じるのは、ドヴォルザークの愛国心、というより愛郷心が的確と思いますが、です。

 それは、第1楽章のクラリネット提示の主題ですぐに感じます。チェコに行ったことはないのに、最初の6小節で印象付けられます。音楽は不思議です。「新世界より」「アメリカ」、スメタナの「我が祖国」などに同様のものを感じます。

 独奏チェロは、87小節目からクラリネットが提示した主題を弾き始めます。毅然として力強く。ここでオーケストラと独奏チェロが出揃います。最初の聴き所でしょう。

 

 第2楽章も、オーボエ、ファゴットに支えられてクラリネットが主題を奏でます。広がる草原、すぐに独奏チェロが弾き始めて、草原はさらに広がります。
 第3楽章は、チェロ、コントラバスがリズムを刻む中、ホルンが弾むように主題を提示、オーボエ、クラリネットが引き継いで、弦が引き継いで。そして踊るように独奏チェロ。実に格好良い。

 

 聴き所、一つはドヴォルザークの愛郷心、一つは管の響き、そして朗々と奏でる独奏チェロ。一つならば、独奏チェロは当然だから、ここは管の魅力に絞りたい。「新世界より」第2楽章のホルンを指摘するまでも無く、ドヴォルザークは管の魅力を存分に引き出すと感じます。

 CD2枚を参考に。ジャクリーヌ・デュ・プレ:チェリビダッケ:スェーデン放送響とヨーヨー・マ:マゼール:ベルリンフィル。録音の加減もあるでしょうが、デュ・プレに豪快さ、ヨーヨー・マに繊細さを感じました。

 デュ・プレは1967年の録音、1945年生まれだから22歳の時。今、元気ならばどのような演奏をするでしょうか。42歳の死は、運命とは言え早すぎます。

  (2013年6月20日記録)

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2013年6月19日 (水)

随想:神奈川フィル・次回(291回)定期コンサートの私的メモ(1)

 第291回は、6月29日14時からみなとみらいホールにて。プログラムは、リゲティ:アトモスフェール、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、バルトーク:オーケストラのための協奏曲。

 第291回は、第300回へのカウントダウン開始と言って良いでしょう。定期は年9回なので、一年後の2014年6月が記念定期コンサートの筈です。私は数年前からの会員で、何か言えるほどのことはありません。以前に何回か聞いていますが、確かな記憶は第91回の黒岩英臣指揮「ドヴォルザーク:レクイエム」が残るのみです。

 会員になったきっかけは、リタイアが近づいて、音楽や舞台芸術に親しむ機会を増大させようと考えたからで、オーケストラは地元の神奈川フィルに決めました。音楽雑誌などに「古い定期会員が杖を突いて自分の席に向かう」など書かれるのをとても素敵だと思うし、私もそうなるまで続けたいと思っています。

 数回前から「神奈川フィルを勝手に応援するサークル」のアフター・コンサートに参加させて頂いています。自宅への徒歩30分弱をとぼとぼ帰るのに比べたら楽しいこと、この上ありません。しかし困ったことは、皆さんの音楽に対する造詣が深くて、私の及ぶレベルではないこと。私の音楽に対する知識は中学生+αで、老人力発揮での対応も良しですが、これを契機に勉強するのも良いかと思う次第です。

 と言うわけで私的メモ・シリーズを始めようかと。不定期掲載ですが、できれば皆様の指摘を期待しながら。私のブログ記事は原則1000字縛りなので、このシリーズもそれに倣います。

 

 と、前置きで字数も進んだので、本論は次にして少し第290回のことを。

 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調は、あまり興味を示す曲ではありませんでした。しかし、演奏を聴いてお気に入りに変りました。パブリック・ドメインのスコア・ライブラリー:IMSLPには、14のカデンツァが掲載されています。当日はどのカデンツァが使われたのでしょうか。残念ながら調べはついていません。

 そんなこともあって、新たにCD2枚購入。1枚は、クレーメル・アーノンクール・ヨーロッパ室内管弦楽団。カデンツァにピアノが鳴り響いてびっくり。他の1枚は、シェリング・イッセルシュテット・ロンドン交響楽団。カデンツァはヨアヒム版を使用とのこと、端正な趣を感じました。
 行動すれば、判ることがあります。

  (2013年6月19日記録)

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2013年6月16日 (日)

路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・第2日(2013年6月8日)

 マーチング第2日は、30Km・20Km・15Km・5Kmコースのうち、私は20Kmコースに参加しました。

 全てのコースが、JR網走駅に近いオホーツク・文化交流センター(通称エコセンター2000)をスタート・ゴールにすることは昨日と同じ、コースは網走西南郊にある天都山周辺を大きく周遊するコース。20Kmは、大まかに往路が天都山西側を通る地方道を、復路が天都山東側の網走湖畔から網走川護岸でした。
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 主な記録は次のとおりです。
   距離     18.4Km
   経過時間   3時間18分  移動時間   3時間13分
   経過平均速度 5.6Km/h   移動平均速度 5.7Km/h
   最高高度   195m     最低高度   0m

 東京農業大学応援団による大根踊りとブラス演奏で歓送。TV映像で見る大根踊りを、網走で見るのは意外でしたが、天都山南側にキャンパスがあるのです。ちなみに、全員か否かは判りませんが応援団は東京から駆けつけたようで、帰りの飛行機便が同じでした。
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 5Km過ぎまで上り坂、変化に乏しい道をもくもくと歩きました。上り切った辺りに北方民族博物館、まだ開館していませんが、開館していても素通りですが。
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 木立の間から網走湖が見えるようになると右折、砂利道を網走湖目指して下ります。
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 10Km過ぎで網走湖畔、旅行中はタンポポを良く見かけましたが、湖畔にも黄色の絨毯が。ヨットをフィッティングしている方や、網走川に続く辺りではボートの練習を見かけました。
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 網走川が大きく蛇行するあたりが大曲、北国らしい美しい風景が続きます。
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 15Km辺りに網走刑務所、昨日見学した博物館網走監獄に比べれば明るい印象ですが、丘の中腹に監視塔が見えたりします。
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 漁船などが係留されている護岸を下ってゴール。昨日と同じようにホタテ汁などのご接待を頂きました。
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 一段落してから、天都山のオホーツク流氷館見学。マイナス15℃の低温室で流氷とシバレ体験、湿ったタオルを振り回すとすぐに凍って棒のようになりました。流氷を記録した映画を見てから屋上へ。先ほど歩いた網走川から網走刑務所、振り返れば薄っすらと知床連山が見えました。
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 宿泊していたホテルの日帰り温泉でさっぱりしてから、例年より遅れて丁度見頃になったひがしもこと芝桜公園へ。大いに賑わっていました。色とりどりの芝桜は美しいですが、様々な自然に触れた4日間の最後ですから、作られた美しさが印象付けられました。
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 飛行場近くで見かけた美しい白樺の連なり、影が濃くなった長い畝。
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 今回のマーチングは、第26回でっかいどうオホーツクマーチ・第1ステージ・オホーツクあばしりツーデーマーチが正確な呼称だと思います。この後、第2ステージ・ハッカの大地北見ツーデーマーチが開催されています。4日間歩くのも魅力的ですが、多少の都合もあります。第2ステージは来年参加予定です。

 肘の辺りが日焼けで少し皮がむけていますが、天気に恵まれました。久しぶりのマーチングに知床観光を加えて良い旅でした。

  (2013年6月16日記録)

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2013年6月14日 (金)

路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・第1日(2013年6月7日)

 マーチング第1日は、35Km・20Km・13Km・5Kmコースのうち、私は20Kmコースに参加しました。

 全てのコースが、JR網走駅に近いオホーツク・文化交流センター(通称エコセンター2000)をスタート・ゴールにして網走南郊を周遊するコース。20Kmは、大まかに1/3が市街地、1/3が農地、1/3が海岸沿いの国道でした。
001 Map

 主な記録は次のとおりです。
   距離     20.5Km
   経過時間   3時間40分  移動時間   3時間34分
   経過平均速度 5.6Km/h   移動平均速度 5.8Km/h
   最高高度   98m     最低高度   0m

 少し速いと感じられるかも知れませんが、マーチングにおける私の標準的速度です。順位を競うものではありませんが、先頭から10~20%の集団に入ると思います。一部は圧倒的に速いし、多くはもっとゆっくり歩きます。

 スタートすると、民家の庭先に八重桜が咲いていて、横浜から出向いたに私には季節が戻った感じ。2Km手前の「網走空襲の碑」が、戦争の惨禍は北端の地にも及び、14名の命が奪われたことを物語っていました。
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 5Km手前で自動車道から農道に折れると、広大な風景が広がりました。タンポポがどこにでも咲いていて、春の盛りです。農道の後半、知床半島・知床連山への眺望が開ける「感動の径」になりますが、ガスで鮮明には見えませんでした。
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 13Km付近で海岸沿いの国道に出ました。後はオホーツク海を横目に見て、ひたすら歩きました。途中に「屯田兵上陸の地」碑。船でやってきて、道なき道を現北見市の一角まで進んだようです。網走川を渡ればゴールです。
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 ゴールすれば、ドリンク、じゃがいももち・かぼちゃもち、ホタテ汁のご接待、頼んでおいた弁当で昼食。傍らに、今冬の流氷から切り出した塊が展示されていて、触れればざらざらした感じ。
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 一段落してから網走観光。まずオホーツク海に突き出た能取(のとろ)岬。タンポポ咲き乱れる中に灯台、四阿とベンチが。奥のほうに本郷新制作の「オホーツクの塔」。何も無いようなものですがこれで充分。近ければ何度も訪れたいと思いました。
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 博物館網走監獄は、明治時代から網走刑務所として使用されてきた建物を保存公開しています。要所に等身大の人形が置かれていてドキッ。罪を犯した人たちですが、北海道開拓に駆り出されて過酷な作業に従事させられたようです。「冤罪・問われる刑事裁判 梅田事件」と題する2枚のポスターが気になりました。
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 原生花園は、昨日の移動中に通過したのですが見落としたので出向きました。小さな花は咲いていましたが、大型の花をつける種類はこれから。知床連山がかすんで見えました。雰囲気は味わいました。
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 夜になって空を眺めました。想像よりは明るく、地平線近くに星は見えませんが、それでも天頂近くには多くの星が見られました。北斗七星から北極星。流れ星を一つ。

  (2013年6月14日記録)

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2013年6月10日 (月)

路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・前日(2013年6月6日)

 昼過ぎまで海から知床半島観光なのに、目覚めた時、ウトロは小雨でした。さいわいすぐに止み、乗船する頃にはそこそこの天気になりました。

 クルーザーは定員50名弱(写真の埠頭手前側の前方の船)、客は17名。ウトロ港から知知床岬往復の3時間コース。
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 往路は小さな入り江に入り込んだり、クマを探したり、ゆっくり進みました。復路は岸から少し離れ、雄大な景色を見ながら一気に戻りました。
 海は静かで揺れをほとんど感じませんでしたが、乗り物酔いする方は対策必須。防寒用にグランドコートを貸してくれましたが、寒がりの方は手袋や携帯懐炉などの防寒対策が必要と思いました。

 

 知床半島は断崖が連なり、雪解け水を集めた有名無名の滝がアクセントになっています。所々に開けた浜があって、番屋が建っていたりします。観光客にはのどかな風景と映りますが、実際は、海からしかアクセス出来ない過酷な環境であることは、想像に難くありません(写真は左から、知床五湖から流れ出る滝、上流に温泉が流れるカムイワッカの滝がある滝、滝で自家発電している番屋、TV番組などで取り上げられる有名な番屋)。
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 ウトロ港を出てすぐに2艘のシーカヤックを見つけました。どこまでいくのでしょう。
 乗務員がクマを探して、見つかるとクルーザーを岸に少し寄せてくれました。3ヶ所で見つかりましたが、ほとんど点にしか見えず、点が動くことでかろうじてクマと判りました(写真左から2枚目、左の丸を拡大したのが3枚目。4枚目は別の場所。200mmの望遠レンズ使用)。
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 約二時間かけて知床岬付近に到着。知床岬は穏やかな様相、上陸して一休みしたい思いがしました。北方四島、見えたのは三島、が目の前に横たわります。日本の領土と言いながら、戦後70年近くの間、政治は結果を出していません。
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 帰路、天候はさらに回復、美しい景色を堪能しました。知床の感動は、天気の良さに比例するような気がします。
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 海から羅臼岳が鮮明に見えたので、下船後、昨日に続いて知床峠に向かいました。見知らぬ方と二言三言、少し南の野付半島付近は雨で、ここだけが晴れているとか。
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 この後、知床五湖へも向かいました。天は我らに幸運を与えてくれたようです。素晴らしい光景が目の前に広がりました。
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 この後、今夜の宿泊地・網走へ移動しました。

  (2013年6月9日記録)

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2013年6月 9日 (日)

路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・前々日(2013年6月5日)

 「第26回でっかいどうオホーツクマーチ・網走ステージ」参加と、その前の二日間を知床観光とする3泊4日の旅行を終えました。日程順に概要を報告します。

 

 羽田から女満別に空路移動。レンタカーを借用して、美幌峠、摩周湖経由で知床半島まで移動するのが前々日の予定でした。

 

 美幌峠は10時前に到着、快晴。山に分け入る思いを抱いていましたが、美しく広大な高原が眼前に広がりました。展望台から屈斜路湖が見渡せました。上ってきた方向に視線を移せば美幌峠が、少し右に視線を移せば屈斜路湖へ下る峠道が見えました。遠くの山は、知床半島の付根に位置する斜里岳でしょう。
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 弟子屈の少し手前で道を逸れ、摩周湖第一展望台へ。空に白雲がありましたが、神秘的な湖を目の当たりにできました。係の話では、前4日間、湖が見えなかったそうです。少し移動した第三展望台からの景色も見事でした。
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 第三展望台で回れ右すると、先ほど通過した美幌峠、屈斜路湖が見えました。手前は硫黄山。少し移動で硫黄山に到着しました。水蒸気を吹き上げ、付近の岩は硫黄で黄色く変色していました。
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 この後、知床に向かいました。走行車両は少なく、信号も最小限で快適なドライブが楽しめました。ドライブインなどはほとんど見かけません。見つけたら食事なり何なりしておくべきだと、後で判りました。

 知床では、有名無名の多くの滝を観ましたが、最初に見た滝が知床八景の一つ、豊富な水量のオシンコシンの滝。アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する言葉が転じたそうです。
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 知床五湖、知床峠は、次の日に良い写真が撮れていますので説明は後回しとして、当日の様子だけを。
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 知床八景の一つ、夕陽台から見下ろしたウトロ港、中央の大きな岩がオロンコ岩です。「そこに座っている岩」を意味するアイヌ語が名前の由来だそうです。高さ60mほど、階段で上れますが、一気に上るとかなりきつい。上部はほぼ平で草が群生しています。360度の展望、赤味が失せてますが、オホーツクの夕景を(全景写真は翌日撮影したものです)。
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 オロンコ岩のトンネルを抜けたところに松浦武四郎顕彰碑がありました。松浦は北海道の名付親。三重の人、江戸末期から明治にかけての探検家です。三重県松阪市に記念館があって、以前から機会あれば訪れたいと思っています。
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  (2013年6月9日記録)

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2013年6月 4日 (火)

舞踊:神奈川芸術劇場「Noism1 ZAZA~祈りと欲望の間に」

  ZAZA ~ 祈りと欲望の間に
    第1部 〈A・N・D・A・N・T・E〉 (20分)
       音楽  J.S.Bach《ヴァイオリン協奏曲第1番第2楽章 Andante》
    第2部〈囚われの女王〉 (15分)
       音楽  J.シベリウスによるバラッド〈囚われの女王〉(15分)
    第3部〈ZAZA〉 (40分)
       音楽  soundtrack by The The《Moonbug》&《Tony》より抜粋

 

  演出振付 金森穣
  衣裳   堂本教子
  椅子&机 須長檀

  出演   Noism1=井関佐和子、宮河愛一郎、藤井泉、中川賢、真下恵、
           青木枝美、藤澤拓也、宮原由紀夫、亀井彩加、
           角田レオナルド仁、石原悠子(準メンバー)

  会場   神奈川芸術劇場ホール
  公演   2013年5月31、6月1日・2日、詳細要確認
  鑑賞   2012年5月31日 19:00~21:00(休憩15分×2回)
  参考   Noism 公式HP 

 

 第1部。白く、柔らかく、軽そうな素材が置かれたサークル。周辺が盛り上がり、相撲の土俵のよう。白いボディタイツのダンサーが勢いよく出てきて、足を踏ん張って止まり、激しく踊る。一方、サークルの周囲を、アラベスクを繰り返しながら緩やかに進むダンサー。ダンサーは次第に増えて、サークルは次第に形を亡くす。

 速度が緩められて、かろうじてJ.S.Bachの音楽と認識できる。要所に尾を引く衝撃音。会場に〈A・N・D・A・N・T・E〉が響き、頭の中にAndanteも響く。

 サークルの内・外、加速する時間軸と不変の時間軸。終了間際、舞台奥の幕が上がると白いものが上から降ってくる。リセットか。

 

 第2部。青いボディタイツの井関佐和子。緑の照明が床に四角を描き、赤いホリゾントも四角、黄色い立方体の椅子が隅に。最後にホリゾントが後方に倒れた。解放の暗示。

 音楽は力強い合唱曲。バラードで、囚われの女王が最後に解放される、祖国解放、民族解放のストーリーのようだが、それ以上の手がかりはない。

 振付から歌舞伎の仕草を想起。4人の登場人物を描き分けているそうだが、明確に認識できなかった。ただ、それは私の責に帰する。井関の身体表現は、もう終わってしまったと思ったほど緊張感に満ちていて、見とれた。

 

 第3部。幕が上がる前、ビジネス風パンツルックの男女、女性は井関佐和子、が登場。女性のパンツを引き下げてインナーが丸出し。意外な場面で始まった。

 猥雑、暴力、混乱、世の中の不条理がぶちまけられた。いろいろなことが同時並行的に表現された。秩序感のない展開。捉えどころが掴めなかったけど、ネガティブな意味合いを込めていない。一つ一つの行為を分析したところで、全体感に到達するわけでない。秩序感のなさこそ現実世界ということか。NOISMの群舞は、緊張感と迫力がある。

 「THETHE」はイギリスのロックバンドの名称でもある。

 

 NOISMは今回が2回目。いずれも、とても緊張感を強いられた。それが楽しくもあるが。遊び的要素が少しあっても良い。機械だって遊びが無ければ動かない。ふっと息の抜ける部分、言い換えればゆとり。

 「祈りと欲望の間に」のテーマに、抽出したキーワードは、第1部が「時間」、第2部が「権力」、第3部が「世間」。身体表現から、これらを整然と受け止めるのは難しい。言語表現なら整然と理解できるかと問えば、それも否。難解でも、身体表現のような感覚的な情報伝達は重要だと思う。

 と言いながら、咀嚼できないままだった。静岡芸術劇場での公演が残るので、予定を調整しようか。

 観客が客席の半分ほどだった。舞台の広さ・機能でホールを選んだと思うが、ダンサーには気の毒な気がした。

   (2013年6月3日記録)

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2013年6月 1日 (土)

さわやか横浜:ワイドだよ(2013年5月31日)

 超広角レンズを入手したので、とりあえず何枚か撮ってみました。

 まずは「情報文化センター」の重厚な階段、V6・岡田准一が出演するCMで使われていました。以前にコンパクトデジカメで撮影した写真を並べておきます。差は歴然です。
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 「神奈川運上所跡」碑、後方は神奈川県庁舎。横浜開港の歴史です。何の変哲もない写真のようですけれど。
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 「大桟橋」は、海に大きく突き出ています。先端から後ずさりするように、最後は回れ右して。
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 「パシフィック・ヴィーナス号」が停泊していました。
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 横浜黄昏。右写真に、キング(神奈川県庁)、クィーン(横浜税関)の塔屋が見えます。残念ながら、ジャック(開港記念開館)を含む三塔は、ほとんど同時に見られません。何ヶ所かはありますので、横浜に来られたら探してみて下さい。
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   (2013年6月1日記録)

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