路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・前日(2013年6月6日)
昼過ぎまで海から知床半島観光なのに、目覚めた時、ウトロは小雨でした。さいわいすぐに止み、乗船する頃にはそこそこの天気になりました。
クルーザーは定員50名弱(写真の埠頭手前側の前方の船)、客は17名。ウトロ港から知知床岬往復の3時間コース。
往路は小さな入り江に入り込んだり、クマを探したり、ゆっくり進みました。復路は岸から少し離れ、雄大な景色を見ながら一気に戻りました。
海は静かで揺れをほとんど感じませんでしたが、乗り物酔いする方は対策必須。防寒用にグランドコートを貸してくれましたが、寒がりの方は手袋や携帯懐炉などの防寒対策が必要と思いました。
知床半島は断崖が連なり、雪解け水を集めた有名無名の滝がアクセントになっています。所々に開けた浜があって、番屋が建っていたりします。観光客にはのどかな風景と映りますが、実際は、海からしかアクセス出来ない過酷な環境であることは、想像に難くありません(写真は左から、知床五湖から流れ出る滝、上流に温泉が流れるカムイワッカの滝がある滝、滝で自家発電している番屋、TV番組などで取り上げられる有名な番屋)。
ウトロ港を出てすぐに2艘のシーカヤックを見つけました。どこまでいくのでしょう。
乗務員がクマを探して、見つかるとクルーザーを岸に少し寄せてくれました。3ヶ所で見つかりましたが、ほとんど点にしか見えず、点が動くことでかろうじてクマと判りました(写真左から2枚目、左の丸を拡大したのが3枚目。4枚目は別の場所。200mmの望遠レンズ使用)。
約二時間かけて知床岬付近に到着。知床岬は穏やかな様相、上陸して一休みしたい思いがしました。北方四島、見えたのは三島、が目の前に横たわります。日本の領土と言いながら、戦後70年近くの間、政治は結果を出していません。
帰路、天候はさらに回復、美しい景色を堪能しました。知床の感動は、天気の良さに比例するような気がします。
海から羅臼岳が鮮明に見えたので、下船後、昨日に続いて知床峠に向かいました。見知らぬ方と二言三言、少し南の野付半島付近は雨で、ここだけが晴れているとか。
この後、知床五湖へも向かいました。天は我らに幸運を与えてくれたようです。素晴らしい光景が目の前に広がりました。
この後、今夜の宿泊地・網走へ移動しました。
(2013年6月9日記録)
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コメント
さすが北海道!
まさに大自然ですね~
望遠レンズの威力はすごい。
熊がはっきり見えますね。
投稿: strauss | 2013年6月10日 (月) 22時02分
自動車の中から鹿を何回か見ましたし、きつね?も。時間があれば、知床五湖を高架木道で無く、ガイドの案内で歩いてみたかったです。
投稿: | 2013年6月10日 (月) 23時44分