路上観察:オホーツクあばしりツーデーマーチ・前々日(2013年6月5日)
「第26回でっかいどうオホーツクマーチ・網走ステージ」参加と、その前の二日間を知床観光とする3泊4日の旅行を終えました。日程順に概要を報告します。
羽田から女満別に空路移動。レンタカーを借用して、美幌峠、摩周湖経由で知床半島まで移動するのが前々日の予定でした。
美幌峠は10時前に到着、快晴。山に分け入る思いを抱いていましたが、美しく広大な高原が眼前に広がりました。展望台から屈斜路湖が見渡せました。上ってきた方向に視線を移せば美幌峠が、少し右に視線を移せば屈斜路湖へ下る峠道が見えました。遠くの山は、知床半島の付根に位置する斜里岳でしょう。
弟子屈の少し手前で道を逸れ、摩周湖第一展望台へ。空に白雲がありましたが、神秘的な湖を目の当たりにできました。係の話では、前4日間、湖が見えなかったそうです。少し移動した第三展望台からの景色も見事でした。
第三展望台で回れ右すると、先ほど通過した美幌峠、屈斜路湖が見えました。手前は硫黄山。少し移動で硫黄山に到着しました。水蒸気を吹き上げ、付近の岩は硫黄で黄色く変色していました。
この後、知床に向かいました。走行車両は少なく、信号も最小限で快適なドライブが楽しめました。ドライブインなどはほとんど見かけません。見つけたら食事なり何なりしておくべきだと、後で判りました。
知床では、有名無名の多くの滝を観ましたが、最初に見た滝が知床八景の一つ、豊富な水量のオシンコシンの滝。アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する言葉が転じたそうです。
知床五湖、知床峠は、次の日に良い写真が撮れていますので説明は後回しとして、当日の様子だけを。
知床八景の一つ、夕陽台から見下ろしたウトロ港、中央の大きな岩がオロンコ岩です。「そこに座っている岩」を意味するアイヌ語が名前の由来だそうです。高さ60mほど、階段で上れますが、一気に上るとかなりきつい。上部はほぼ平で草が群生しています。360度の展望、赤味が失せてますが、オホーツクの夕景を(全景写真は翌日撮影したものです)。
オロンコ岩のトンネルを抜けたところに松浦武四郎顕彰碑がありました。松浦は北海道の名付親。三重の人、江戸末期から明治にかけての探検家です。三重県松阪市に記念館があって、以前から機会あれば訪れたいと思っています。
(2013年6月9日記録)
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コメント
摩周湖、美しい!!
投稿: strauss | 2013年6月10日 (月) 22時04分
4日間、天気に恵まれました。そのため陽焼けして、鼻の皮が剥けそうです。
投稿: | 2013年6月10日 (月) 23時29分