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2013年4月18日 (木)

路上観察:吉野の桜(2013年4月15日)

 “吉野の桜”と“大阪造幣局・桜の通り抜け”を拝む2泊3日の旅。1泊でも実施可能ですが、折角だから“国立文楽劇場”にも寄ってなどと思えば、結局は2泊。私は兵庫県での単身赴任中に何回か見ていますが、同行の妻は初めてなので、少しのんびりした計画にしました。と言いながら、よそ様に比べると歩くこと歩くこと。

 1日目は、“京都長岡天満宮境内錦水亭のたけのこ会席”の昼食、数年分のたけのこを食べた感じ。大阪天王寺のホテルに早めのチェックイン、荷物をおいて“国立文楽劇場”へ。第二部“心中天網島”観劇。道頓堀を散策しながらホテルに戻りました。大阪在の息子が昼食から合流、どういう風の吹き回しか道頓堀まで一緒。

 

 2日目が吉野行。天王寺(近鉄阿部野橋駅)から吉野駅までは近鉄特急で乗換えなし、約80分。バスで中千本バス停まで約20分。まずは奥千本に直行、帰り際に名所旧跡を見る方針としました。

 奥千本西行庵まで距離4Km、標高差400m、約80分、平地歩きの倍の時間を要した急な登り。一部に狭い山道もあります。私たちはハイキングの恰好でしたが、それでちょうど良いと思います。

 桜は近景より遠景、見上げるより見下ろす状態を美しく感じます。吉野山が多くの人を引き付けるのは、その条件を満たすからと推察します。山桜の淡いピンクも不可欠で、染井吉野は白過ぎるように思います。

 登りきってから西行庵に至る山道はループ状で、私たちは反時計回りで進みました。西行庵は、少し下った所にあります。写真は順に、西行庵へ下る途中、西行庵、反対側の山道を登る途中、谷を挟んで西行庵正面辺り、です。
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 如何でしょうか。奥千本は満開。始終、桜を見下ろすように山道を歩くのも、美しい条件に当てはまります。
 ただ、反対側の斜面(南西向き)は、暴風被害と小耳に挟みましたが、木が切り倒されています。桜か否かは判りませんが、山肌が見えて痛々しい感じでした。
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 戻りで名所旧跡に寄ります。金峰神社、水分神社、矢倉展望台。
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 蔵王堂、蔵王堂、黒門です。この後、ロープウェーで吉野駅へ。
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 中千本バス停からロープウェー山上駅までの歩行データ。移動距離11Km、移動時間3時間、所要時間4.5時間、総上昇量465m、総下降量550m。軽いハイキングと判ります。

 

 ホテルで汗を流してから夜の大阪、天王寺から日本橋へ夕食兼散歩。戻りは地下鉄ですが、年のわりにタフですね。
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  (2013年4月17日記録)

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