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2012年9月 8日 (土)

美術:越後妻有アートトリエンナーレ2012・第2日目(2/2)

 山道を一箇所曲がり損ね【D103:明後日新聞社文化事業部:日比野克彦】には辿り着かず。かなり残念だけれど、大雑把に行動するから良くあること。

 

【D143:脱皮する家:鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志】
 一刀彫とか思い浮かべれば良いけれど、素材が丸ごと家一軒というのがユニーク。2006年作品で、その後の変化は無いようだ。
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【D215:コロッケハウス:鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志】
 脱皮する家の隣、金属を吹き付けたメタリック仕上げの家。2009年作品で、その後の変化はないようだ。【D271:やまのうえした:鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志】も直ぐ隣、酢漬けの茗荷を手に載せて貰って食す。美味。
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【----:星峠の棚田】
 周辺で一番美しいと言われる棚田。ビューポイントから眺めるだけだが、歩き回ると多くのビューポイントがあるのだろう。四季折々の表情も興味深い。
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「D053:まつだい雪国農耕文化村センター『農舞台』」
 松代駅隣接の異形の建物、松代エリアの拠点。内部や周辺に多くの作品が常設展示される。過去に制作展示された作品を観ると、再びアートトリエンナーレに来たと思う。変わることも重要だが、変わらないことの重要さも感じる。要はバランスだろう。
 『能舞台』の一角を【D058:関係-黒板の教室:河口龍夫】が占めている。部屋中が黒板(緑板)で、どこでも黒板だ。
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【D001:棚田:イリア&エミリア・カバコフ】
 第1回に制作展示された作品。判りやすくて飽きない。この作品を観ると越後妻有に再び来られたと思う。各フィギュアに用意された4行5連の詩を通して作品を観るが、『能舞台』の階段途中の踊り場は気付き難いので要注意。写真はなかなか上手く撮れない。写真は2006年撮影。
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【D061:花咲ける妻有:草間弥生】
 第2回に制作展示された作品。【棚田】と同様の思いに至る。草間弥生の作品は方々で見かけるが、いままで見た中で、この作品が一番好きだ。周辺が花壇になった。
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「Y019:越後松之山『森の学校』キョロロ:手塚貴晴+手塚由比」
 松之山エリアの拠点施設で、第2回に開館した小さな科学博物館。今回は昆虫標本のなどが展示されていた。外観の錆び色は錆びそのもので、外壁は鉄板で構成されていてユニーク。周辺に「美人林」と呼ばれるブナ林や里山が広がり、ゆっくり散策するのも楽しいと思っている。写真は2006年撮影。
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「Y072:家の記憶:塩田千春」
 古民家に染み付いた記憶を、黒い糸を編んだ中に、永遠に閉じ込める作品。良い作品だが、インパクトが多少弱いとも思う。ホワイトキューブに制作展示する塩田の作品に力強さを感じるけれど、この作品では自己主張を控えて寄り添う感じがする。人の生きた痕跡は、もうそれだけでアートだ。
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「Y052:最後の教室:クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン」
 旧東川小学校の1階から3階までの教室、廊下、体育館を使用した大規模なインスタレーション。2006年の作品。長野地震の影響でガラス窓が大分割れたとボランティアのおじさんが言っていた。作者だけでなく、ボランティアや近隣住民の力でアートトリエンナーレは成り立っている。
 何回も観たが、大掛かり過ぎて素朴さが薄い思いがする。越後妻有にある多くの廃校に作品展示されているけれど、この作品が一番深刻で、明るいものが見えない思いもする。時間を断ち切って、その後が無いような。それが現実と言えば、その通りかも知れないけれど。写真左から2枚目、大音量の心臓音が流れている。
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 今日の泊りはグリーンピア津南。

   (2012年9月7日記録)

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