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2012年9月10日 (月)

美術:越後妻有アートトリエンナーレ2012・第3日目(2/2)

 津南町の作品をいくつか観た。。

【M038:建具ノモリ:山本想太郎】
 民家の建具出構成した作品。週末だけだと思うが、出来上がった空間でグッズを販売していた。手作り感に満ちて、ちょっとしたコミュニケーションがすぐに成立する。
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【M039:津南のためのインスタレーション:滝澤潔】
 古着を使ったインスタレーションに既視感はあるが、内部に入れた灯りが暗闇に光を放つ様子に哀歓を感じるのが新鮮。お盆提灯か。機械工場跡の空間もそれに輪をかける。二階の天井に毛皮上の装飾がされていたけど、広い空間が埋まっていなかった。何か見落としていたか。
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 中里エリアの日帰り温泉・ミオン中里へ移動。

【N001:鳥たちの家:ジャウマ・プレンサ】
 第1回作品。がっしりして遠くから目に付くランドマーク。信濃川の河川敷の田園にメタリックな姿がマッチする。周辺にいくつかの作品があるけど、新しいものは無かったようだ。以前は、田んぼの中のインスタレーションが哀感や開放感を表現していたが、ちょっと淋しい。
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 近くの越後田沢駅に移動。

「N060:船の家:アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室」
 【河口龍夫】の作品を収蔵するための建物。簡素なつくりだけれど、恒久的なものか。
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【N061:未来への航海:河口龍夫】
 期待していたけど、ちょっとがっかり。というのも、同じコンセプトの大掛かりなインスタレーション「時の航海」を、2008年に入善・発電所美術館で観ているから。ある制約下で制作されるので仕方ないことだけど。良い作品と思うけれど、あまりにも強い印象が残っているので。
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【N062:水から誕生した心の杖:河口龍夫】
 生から老への時の流れを暗示するインスタレーションと感じたが、何か物足りない思いがする。【未来への航海】も含めて、もっと大きな空間が河口龍夫には必要と思う。
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 予定が、多少早めに進んでいたので、十日町エリアの鉢地区に移動する。

「T173:絵本と木の実の美術館:田島征三」
 何となく琴線に触れるネーミングが良いし、旧真田小学校の校舎との相性も良い。第4回と基本的な所は変わらないが、拡張されている部分もある。私の感性から言えば、第3回の天井から南瓜を吊るしたインスタレーションの方が好きだったけど。
 周辺に、竹で作った人形や竹の楽器などが置かれる小屋【T249:道楽神さまと子どもたち:田島征三+松本雅隆】が、周遊コースに配置されている。
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 近くの名ケ山地区に移動する。

「----:アジア写真映像館」
 旧茗ケ山小学校を使用して、中国人・日本人作家の写真を展示している。一部を除いて、テーマが越後妻有と全然関係ないので、どういう意味があったのか。ちょっと首を傾げてしまった。(写真なし)

「T109:名ケ山写真館:倉石拓朴】
 直ぐ近くの古民家を使用した写真館。地域の古い写真を展示したり、訪れた人の遺影を撮影してくれる。付近の植物の影をとらえた新作も展示されている。
 倉石拓朴は、横浜・黄金町でも遺影撮影プロジェクトを展開しており、以前、私も撮影してもらった。その後に、確か「貴方にとって死とは何ですか?」とのインタビューを受けた記憶は残る。傍らのディスプレイに見慣れた風景が写っていたので見ていたら、そのインタビューをまとめたもので、やがて自分の顔が写しだされた。最後の最後にどっきり。
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 15時半ごろ帰路につく。関越トンネルが全面通行止めになっていて三国峠越え。もう一度、どっきり。21時過ぎ、無事に横浜到着。

   (2012年9月9日記録)

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