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2012年9月 9日 (日)

美術:越後妻有アートトリエンナーレ2012・第3日目(1/2)

 津南エリアの、津南町から津南スキー場に向かう道筋にいくつかの作品がある。

【M011:かささぎたちの家:キム・クーハン】
 第2回作品。子供達のための不思議な家という感じがする。何回か寄ったが子供達の姿を見かけたことがない。たまたまか。
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【M036:在るべき場所:リュウ・ジャジング】
 あぜ道に連なる看板、同じ経度、緯度に沿って移動できれば、思わぬ地点に辿り着く。敦煌へは3800Km、思ったより近い。柏崎刈羽原子力発電所へは45Km、原発事故が発生すれば豊かな実りも失われる。取り繕った言葉より事実は雄弁。物理的には大きな地球も、精神的には極めて小さい。それなのに。
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【M035:タイム・トンネル:ウー・ダシン】
 一番低いところを信濃川が流れる。広大な景色の中に作品が置かれると、より広々とした景色に感じられる。やり直せるなら、どこまで時間をまき戻そうか。
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 津南スキー場には多くの作品が展示されるが、完全に新作らしいものは見当たらなかった。前回のスキー場に大きな山の字を描くプロジェクトのような作品もなく、ちょっと閑散とした思いがした。 

【M001:ドラゴン現代美術館:ツァイ・グオチャン】
 第1回作品。中国福建省から移築された登り窯、12年の歳月で大分痛んだようだ。かっては内部に作品が展示されて、それこそ美術館だった。窯から出るホースを吹くとオルガン風の音が出る。後述のアン・ハミルトンの作品と一体のもの。
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 津南町から津南スキー場に向かう道筋にまだ作品があるけれど、開場時間の関係で戻る際に寄った。

「M034:東アジア芸術センター:セント・アート・スタジオ」
 周辺の案内所の役目を担う施設、辰年にちなんでドラゴン。喫茶も。
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【M026:時を越える場所:グァン・ファイビン】
 鉄板中央の丸い鏡面が回転して、周囲の景色が写りこむ。
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【M037:金属職人の家:アン・ハミルトン】
 元板金工の住んだ家、天井から下がった紐を引くと、連動してオルガン風の音が響くインスタレーションで昔の賑わいを取り戻す。
 私が子供の頃、近所の駄菓子屋のおじいさんが、私のことを「ドーコヤ」と呼んだ。その時は良く判らなかったが「銅工屋」だろう。羽振りは良かったようだが、祖父の代で終えたようだ。残っていた道具はおもちゃ代わりだった。流れがちょっと違っていれば、私は神社仏閣の屋根の上で仕事をしていたかもしれない。個人的事情で懐かしい思いがした。
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   (2012年9月9日記録)

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