路上観察:第10回豊後水道絶景ウォーク・総集
ウォーキングイベントは年に4・5回参加します。イベントは土・日曜開催ですが、私は前後に周辺観光を加えて、金曜早朝出発、月曜夕方帰途に着くのを原則にしています。イベント開催予定は、日本ウォーキング協会HPで調べます。めぼしいイベントがあれば詳細情報を入手します。
豊後水道絶景ウォークは、以前から国東半島・臼杵・豊後竹田を巡りたいとの願望があったので、それを加えました。イベントの様子・臼杵・豊後竹田巡りは記事掲載済なので、よろしければ参照願います。
国東半島の中央に聳える両子山の周囲に点在する寺院群をまとめて六郷満山と呼びます。2012年2月10日・13日、そのうちの何ヶ寺かを訪れました。
10日10時大分空港着。レンタカー借用、帰途に着くまでレンタカー移動です。大分空港→両子寺→長安寺→富貴寺→真木大堂→熊野磨崖仏→杵築を巡って、18時過ぎに臼杵着。
両子寺は参道の両脇に屹立する仁王象が印象的、奥に進むと山岳信仰の雰囲気が色濃く漂います。
富貴寺は国宝の阿弥陀堂の端正な姿が美しく、阿弥陀如来坐像、山門の仁王象も印象に残ります。
真木大堂は国東最大の寺院だったそうですが焼失、往時の姿は想像できません。ただ、収蔵庫の阿弥陀如来座像を含む仏像九体は国宝、暫し見入りました。
熊野磨崖仏は愛くるしい不動明王と大日如来頭像、鬼伝説の急な石段は往復30分ほどかかります。
杵築は海に面した城下町、海に突き出た城、大通りの左右高台に並ぶ武家屋敷などで往時を偲びました。
13日10時過ぎ別府温泉出発。別府→宇佐八幡→豊後高田→天念寺→旧千燈寺→文殊仙寺を巡って、16時に大分空港着。
宇佐八幡は全国四万余の八幡宮の総本宮、見事な造りです。神仏混交の国東半島が納得できます。
豊後高田は昭和の町で売り出し中。昭和の面影を残す商店街や博物館を見学。
天念寺は修正鬼会の里として知られています。無住寺ですが鬼会の映像が流れていました。背後の山の割れ目に掛けられた修行者が渡る石橋は濃い霧で見えませんでした。
旧千燈寺は1Kmほど手前に車止め有り。歩くには時間がなく、雨も降っていたので断念しました。
文殊仙寺は雨水のたまった急な石段を上って参拝、直ぐに下りました。天気が良ければ。
六郷満山の北側を西から東に移動した感じです。舗装されていますが一部山道がありました。
(2012年2月21日記録)
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