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2012年1月 9日 (月)

音楽:みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.34

  出演 Duo Grace(高橋多佳子(pf)、宮谷理香(pf))

  曲目 ランチタイム・クルーズ(12:10~13:00)
       ドビュッシー  :小組曲(連弾)
       チャイコフスキー:バレー組曲「くるみ割り人形」より“花のワルツ”
       アレンスキー  :2台のピアノのための組曲第1番より“ワルツ”
       ラフマニノフ  :2台のピアノのための組曲第2番より
                 第2楽章“ワルツ”、第4楽章“タランテラ”
       ハチャトリアン :仮面舞踏会(連弾)(アンコール)
     ティータイム・クルーズ(14:30~15:30)
       ショパン    :4手のための変奏曲・ニ長調(連弾)
       ショパン    :ロンド・ハ長調
       サン=サーンス :動物の謝肉祭より
                 “序奏”、“アクアリウム”、“白鳥”、“フィナーレ”
       ミヨー     :スカラムーシュ 1.ヴィフ、2.モデレ、3.ブラジルの女
       ピアソラ    :リベル・タンゴ (アンコール)

  会場   横浜みなとみらいホール・大ホール
  公演   2012年1月6日

 

 コンチェルトや伴奏のピアノを聴く機会はそこそこにありますが、ピアノだけのコンサートは恐らく初めての経験。もちろんソロも含めてのことですが。ピアノはその図体も音量も楽器としては巨大すぎる。音の数も他の楽器に比べて圧倒的に多い。そんなことから、あまり出向こうという思いが今までは湧かなかったのです。でも楽器の王様ですから、いずれ聴きたい思う時が来るとは思っていました。随分と時間がかかりましたけど。

 曲により第1・第2を入れ替わりながらの演奏でした。2台のフルコンサート・モデルのピアノから紡ぎだされる音は2000名余の客席に充分に響きわたります。もちろん良い演奏だからですが。各々はソリストの演奏活動をしながら、デュオを結成しての演奏活動も続けていたようです。曲間のトークも巧み、ランチタイムは横浜の海のイメージで青の濃淡を基調にした揃いのドレス、ティータイムは白と濃い朱色のドレスで新年の華やぎも添えられました。

 ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパン、初めて聴く曲ですが各々らしい表情を感じさせますし、ピアノ曲の美しさが伝わってきます。
 チャイコフスキー、サン=サーンスは管弦楽曲で聴いたことはありますが、ピアノ曲としては初めて聴きます。減衰音であるピアノの特質が良く判ります。特にチェロの演奏で聴くことの多い“白鳥”は顕著に感じました。
 ミヨーの“ブラジルの女”から“リベル・タンゴ”にかけてはラテン音楽の響きが充満して、足を踏み鳴らしたい思いがしました。

 ピアノに限りませんが特にピアノを聴くのは難しい。楽しく聴いていますが、より良く聴くのはどうしたら良いでしょうか。今年はアナリーゼの類にも興味を向けていこうかななどと少し思っています。
 それとこのクラシッククルーズは欠かさず聴こうと思います。多様な音楽が聴けますから。CDなどは好みの曲を購入してしまうので偏りがでます。

 次回は2月3日(金)、横浜シティオペラ・メンバーによる歌劇「椿姫」ハイライト、歌劇「トスカ」ハイライトです。

   (2012年1月8日記録)

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