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2012年1月24日 (火)

音楽:日本の音でお正月!

 番組 第一部
     茂山家の舞初 語「鎧」、小舞「三人夫」「京童」「土車」、一調「小原木」
       茂山千五郎、茂山千三郎、茂山宗彦、茂山逸平、井口竜也、鈴木実
     宮城道雄「春の海」
       藤原道山(尺八)、SINSKE(Mar)
     「三番三」によせて
       茂山千三郎(舞)、藤原道山(尺八)、
       SINSKE(Mar)、田中傳次郎(囃子)
       狂言「福の神」
         茂山千五郎、茂山宗彦、茂山逸平
    第二部
     舞楽「春庭花」
       東京樂所

 会場  神奈川県立音楽堂
 公演  2012年1月21日(土)
 鑑賞  2012年1月21日(土) 14:00~16:05(休憩25分)

 

 陰暦1月15日を小正月、地方によっては1月20日を女正月と呼ぶそうです。女性が休養し男性が家事一切を行う、忙しかった正月のねぎらいの日なのでしょう。テンポの早い現代は、正月の雰囲気もせいぜい松の内くらいまで。21日に「日本の音でお正月」と言われても時期を逸しているようですが、それは脇に置いて日本の音を楽しみました。

 

 「茂山家の舞初」。狂言大蔵流の茂山家は、4日に自宅稽古場で舞初式を行うそうです。その模様の再現、一部か全部かは判りません。
 当主千五郎の緊張感のある声は、オペラ歌手に匹敵する声量と判りました。能舞台ではそれほど感じませんが、定員1000人余のコンサートホールを充分鳴らしていました。それと、間の音が消え入る美しさ。県立音楽堂は残響1.7秒ほど、声は多少こもるのですが、音の美しさを感じました。

 「春の海」、マリンバは洋楽器ですが木でできているので音に違和感はありません。琴よりマッチしている感じ。山本道山、名前は承知していましたが聴くのは初めて、名前を良く見聞きしますが何となく納得。SINSKEも初めて。

 「三番三」によせては新作。普通は「三番叟」ですが大蔵流では「三番三」だそうです。揉み出しや大地を踏みしめる所作などモチーフにした舞と、尺八・マリンバ・囃子の共演。舞から「三番叟」の雰囲気は伝わりましたが、演奏は良く判りません。田中傳次郎も名前は承知していましたが、聴くのは初めて。

 「福の神」、千五郎の福の神、豊かになるためには心持が大切だとさとし、笑って去って行きます。年の初めに相応しい出し物。隣に横浜能楽堂があるのでそちらで見たい思いがしました。

 「春庭歌」。四人の舞人と十数人の奏者、それぞれが美しい衣装で登場。舞はシンプルな動作の繰り返しですが、大地を踏みしめる所作が基本のようでした。楽器の音色は識別できるのですが、曲の成り立ちが判らないので音が重なっている程度の印象でした。レクチャーコンサートなどの機会があれば参加してみたいです。

 

 色々な物を詰めたおせち料理のような企画でした。間口が広すぎるとも思いましたが、判らないなりに楽しかったです。
 能狂言は時々、文楽はたまに出かけるので、その範囲の伝統音楽は聞く機会があります。他の伝統音楽も嫌いではないと思っていますがチャンスがないです。機会があれば出かけたいとは思いました。

   (2012年1月24日記録)

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