路上観察:鎌倉・和賀江嶋(2012年1月10日)
鎌倉えびすの賑わいを味わった後、小町通り、大町通りを過ぎて和賀江嶋に向かいました。和賀江嶋は、現存最古の港湾施設であり国指定史跡になっています。じっくり観たのは一昨年の十二月、その時の様子はこちら。
和賀江嶋は満潮時には海にほとんど歿してしまいますので、家を出る前に潮汐を調べておきました。到着する頃は干潮から2時間ほどずれますが、それでも海面上に露出する部分は多くなっているだろうと予想していました。
様子は写真を見て頂く方が早いですね。今回は海岸線から東側に少し回りこんだ小坪から、すなわち東から西に向かって撮影しています。遠景には江ノ島と稲村ガ崎が写っています。ズーミングすると、石を積み上げた様子がしっかり判ります。
近くの岩の上に和賀江嶋の碑が建っていました。以前の台風で倒されて岩だけが残っていたのですが、ようやく修復されたようです。
次回は彼岸の大潮の頃に再訪したいと思っています。多分、和賀江嶋に歩いて渡れるでしょう。完成は鎌倉時代、民衆の大変な苦役によるものでしょう。その様子を間近で感じたいと思っているのですが。
(2012年1月14日記録)
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