音楽:みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.33
出演 東京メトロポリタン・ブラス・クインテット
高橋敦(Tp)、中山隆崇(Tp)、西条貴人(Hr)、
小田切寛之(Tb)、佐藤潔(Tub)
曲目 ランチタイム・クルーズ(12:10~13:00)
J.S.バッハ :イタリア協奏曲へ長調BWV971より第1楽章
J.S.バッハ :レグレンツィの主題によるフーガハ短調BWV574
G.F.ヘンデル :合奏協奏曲op.6第10番より第4楽章
G.F.ヘンデル :「メサイア」より“ハレルヤ”
アイヴソン編 :クリスマス・クラッカーズより
ジングルベル~ひいらぎ飾ろう/キャロル・ファンタジー/
クリスマスおめでとう(We Wish A Merry Christmas)
スティーブ・ニールソン、ジャック・ローソンズ
:フロスティ ザ スノーマン(アンコール)
J.P.スーザ :ワシントン ポストマーチ(アンコール)
ティータイム・クルーズ(14:30~15:30)
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」より
序曲/行進曲/お菓子の国への旅立ち/スペインの踊り/
アラビアの踊り/中国の踊り/ロシアの踊り/あし笛の踊り/
花のワルツ/パ・ド・ドゥ/こんぺい糖の精の踊り/終曲
G.F.ヘンデル :もろびとこぞりて(アンコール)
フェリックス・バーナード
:ウィンター・ワンダー・ランド(アンコール)
J.P.スーザ :ワシントン ポストマーチ(アンコール)
会場 横浜みなとみらいホール・大ホール
公演 2011年12月8日
このミニ・コンサート、ランチタイムとティータイムを合わせれば普通のコンサート一回分に相当する、は廉価で気軽にクラシック音楽を楽しめるということで私のお気に入りです。それと、室内楽曲中心に様々な音楽が楽しめるという意味でも勉強になります。
今回は、いわゆるアメリカ式の金管五重奏の編成。トランペットはソプラノ・トランペットとコルネット(多分)を持ち替え。金管五重奏のオリジナル曲もあるようですが、今回は全て編曲物でした。
ランチタイム。「イタリア協奏曲」は低声部がもたつく感じでしたが、軽快な曲なので仕方ないところです。そういう意味では、アンコールの「ワシントン ポストマーチ」はブラスバンド曲ですから、金管五重奏にはとてもマッチ(当たり前?)していました。
良いとか悪いより、元の曲や編曲、楽器編成により響きが随分ことなることが実感されて興味深いです。座席が上手側前方でしたので、全曲を通じて低声部が強く感じられもしました。
ティータイム。小道具を用い、寸劇をまじえて物語を語りながら演奏する、楽しい進行でした。良く聴く曲が多いので余計楽しめました。
座席は下手側中ほどでしたのでバランスの悪さは感じませんでしたが、同じプログラムで聴いたらどうなるか、興味あるところです。舞台も観たくなりました。
次回は2012年1月6日(金)、高橋多佳子、宮谷理香によるピアノ・デュオ「Duo Grace(デュオ・グレイス)」です。
(2011年12月13日記録)
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