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2011年12月12日 (月)

音楽:神奈川県立音楽堂第46回クリスマス音楽会「メサイア」

  指揮     小泉ひろし

  独奏     市原愛(Sop)
         上杉清仁(C.Ten)
         中島克彦(Ten)
         加末徹(Bas)
         長久真実子(Cemb)
         宇内千晴(Org)

  合唱     神奈川県合唱連盟
         (合唱指揮 田中登志生)

  演奏     神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  曲目     G.F.ヘンデル :メサイア

  会場     神奈川県立音楽堂
  公演     2011年12月11日14:30~17:30(休憩20分)

 

 神奈川県立音楽堂主催の第46回メサイア公演。私はクリスマスを祝うことも便乗する気もなく、信仰者に静かなクリスマスを過ごして欲しいと思う。しかし、第九・メサイアは暮れに公演が多いので、鑑賞するならこの時期が適当かも知れない。と言うことで、初めて生メサイアを聴きに出かけた。最近、合唱を聴きたい気も蠢いていた。

 合唱団は160~170名。調べたところ神奈川合唱連盟の所属者に限定されていて、初めて合唱する方が多いなわけでもないようだ。演奏は神奈川フィル、第1ヴァイオリンが6名、全体では定期公演の1/3位の編成。チェンバロにオルガンが加わる。ソリストおよび指揮者は初めて聞くお名前。アルト・ソロはカウンターテナーが。

 

 第一部において、アルト・ソロの高音部が少し刺激的に感じられた。合唱も多少鮮明さが不足するように感じたが、進むに連れて気にならなくなった。歌う熱気が伝わってくることもある。演奏は淡々とサポート。

 20分休憩。

 第二部になると音楽に浸っている感じ。若い頃は宗教曲を判らないからと敬遠していたが、ある時、少しは判る部分もあると発想の転換があってから、臆することなく聴きに出かけている。
 段々盛り上がってきてハレルヤ。この時に起立すべきか否か、結局、起立した方は6人(ほとんど最後列の席だったので確認できた)。慣習はどうなっているのでしょうか。それは別にして、大合唱団が歌い上げるハレルヤは感動的。

 休憩なしに第三部に続くが、第二部の熱気をそのまま引き継ぐ。ソプラノのアリアも美しく、そのまま最後の合唱に。後半のエイメンは高貴な感じ。

 

 アルト・ソロが最後まで気になった。合唱も大編成だから多少鮮明さの不足は仕方ないだろう。チェンバロ・オルガンがあまり目立たなかった。そういうことはあったにしろ、3時間近い大曲を聴く感動の方が大きい。宗教曲は難しいに違いないし、ましてや信仰者でない私に多くは判らないが、それでも以心伝心する部分が多々あった。全ての演奏者に拍手。

 ハレルヤとエイメンに、県立生田高等学校グリークラブの21名が加わった。平成27年度に第50回公演を迎えるに際して開始された「音楽堂『メサイア』未来プロジェクト」の一環だそうで、素晴らしいアイディアに拍手。

 この公演が1000円の廉価な値段で聴けるように企画した主催者にも拍手。年配者も多く、満員でした。

   (2011年12月12日記録)

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コメント

昭和46年頃、指揮者山田一雄、合唱はフェリス女学院の学生、曲は全曲ではなく抜粋、最後は、合唱にはキャンドルを、客席と一体になり、きよしこの夜、もろ人こぞりて、あら野のはてに、を歌い、平日19時から21時まで
仕事帰りの若い人が6割、家族で小学生も多く、大変明るい、そして少し宗教色があり、ハレルヤは起立しました。
私も20代でしたが70を越えました。山田先生から変わり曲に踏み込んだ全曲、楽譜を見ない小泉指揮者の見事さ、当時無料でしたが、高度成長の時代、独唱もベテランで、この公演なしでは歳が越せない、また公演を見て、歳の瀬を感じ夜道を帰りました。どうかこの公演は絶やさないで下さい。応分の負担もいたします。

投稿: 石井 杜夫 | 2012年10月18日 (木) 23時31分

 コメントありがとうございます。歴史を感じました。
 私は去年が初めてでした。リタイアして家にいるようになったので。今年の
チケットも入手ましたが、これからは暮の恒例行事にします。

投稿: F3 | 2012年10月21日 (日) 00時41分

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