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2011年11月26日 (土)

美術:神奈川県立金沢文庫 特別展「愛染明王」

  名称   愛染明王 愛と怒りのほとけ
  会場   神奈川県立金沢文庫
  会期   2011年10月15日(土)~12月4日(日) 、詳細は要確認
  鑑賞日  2010年11月23日(水)

  参考   公式ホームページ
       愛染堂勝鬘院

 

 金沢文庫は北條実時創設による鎌倉時代の武家の書庫ですが、1930年に中世歴史博物館として再興、今に受け継がれています。地味ですが興味深い企画展が開催されるので時々出かけます。

 愛染明王は一面六臂の忿怒相で、宝瓶の上の蓮の華に結跏趺坐で座り、日輪を背負うのが特徴、名前が示すとおり「愛」の仏様と認識します。私の知る範囲で有名な愛染明王は、大阪四天王寺近くの愛染堂勝鬘院に鎮座する愛染明王で、出くわしたことはないのですが初夏に粋な愛染祭りが開催されることを承知しています。

 展示品は仏像・掛け軸・古文書です。作品数からいえば金沢文庫の成り立ち上、古文書が6・7割を占めるとの印象です。

 古文書の多くは楷書で書かれていて、筆跡を見て爽快感を抱きますが、漢文なので内容は解説に頼るしかありません。今回に限りませんが、古文書をゆっくりでも読めたら随分と世界が広がるのにと、何時も残念に思います。

 仏像・掛け軸で表現された愛染明王の特徴は前述のとおりですが、そこから外れて表現されたものもあり、特徴を逸脱していなくとも手の形や持ち物が異なっていたりします。

 休日のためか、予想したより多くの入場者がいました。多くとは言っても二重三重に取り囲んでいるほどではありませんので、じっくり観られました。地味ですが、愛染明王に焦点を絞った企画展はなかなか興味深く、できればもう一度出かけたいと思いになりました。

 

 観終えてから称名寺を散策しました。いちょうがまだ黄葉していませんでしたが、今年は色づきが遅いのでしょうか、例年もこんなものだったでしょうか。天気の良かったこともあるでしょうが、称名寺にも多くの人が出ていました。
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   (2011年11月25日記録)

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