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2011年11月 4日 (金)

美術:「日常/ワケあり」展

  名称   日常/ワケあり
  会場   神奈川県民ホールギャラリー
  会期   22011年10月18日(火) - 11月19日(土) 、詳細は要確認
  鑑賞日  2011年11月1日(土)
  入場料  一般700円
  参考   公式ホームページ

 

 ニューヨーク在住の新進作家、江口悟・田口一枝・播磨みどり、が横浜・黄金町にて滞在制作した大型インスタレーション作品の展示。背景を要約すればそういうことだけど、現代アートを身近に引きよせる思いが感じられた。お勧めしたい美術展、私が言っても影響力は無いけど。

 作品展示は次の通りである。写真を添付して整理する。

   第1展示室 江口悟   《TWINS》
   第2展示室 田口一枝  《Llum/Surface》
   第3展示室 播磨みどり 《Passengers》
   第4展示室 播磨みどり 《NEGATIVESCAPE(House)》 
   第5展示室 田口一枝  《Llum/Stream》

 《TWINS》は、どこかの家に入り込んでしまった雰囲気が漂う。飾られているオブジェに近づくと、紙や紙粘土などで作られていることが判明する。小学校の工作を思い起こさせて、急に身近な存在に思えたりして。受付のテーブルと思いきや、裏に回ると靴のオブジェが無造作に突っ込まれていたりする。
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 《Llum/Surface》は、壁面に薄いプラスティック・フィルムのリボンを貼り付けた作品。空気の移動でリボンが震えて、投射された光が揺らいで幻想的な雰囲気を漂わせる。もう一点は、床に敷かれた不定形の鏡に反射する光が壁面に幻想的な模様を描き出す。
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 《Passengers》は、紙や紙粘土などで作られているところは《TWINS》に似ているが、まったく別の世界を表現しているところが興味深い。静かに深く考え込ませる雰囲気がある。
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 《NEGATIVESCAPE(House)》は、書割風の作品、意図は良く判らないけど家にこそワケありという隠喩なのか。
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 《Llum/Stream》は、光物による大型ねじりん棒か。オブジェの輝き、壁・床に反射される光の変化が何とも豪華な感じを漂わせる。
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 何よりCGの無いのが良い。身近な素材を利用して、勘違いだけど自分でもできそうな気持ちにさせるところが良い。大家面していない初々しさを感じさせるところが良い。ここから飛躍する可能性を秘めているところが良い。

 私は週中に出かけたためか、入場者が極めて少なかった。ヨコハマトリエンナーレも良いけど(11月6日まで)、こちらも魅力的だから足を向けて下さい。子供連れなら絶対こっち(と私は思います)。

   (2011年11月3日記録)

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