旧東海道徒歩の旅・江尻から丸子先
暫く中断していた旧東海道徒歩の旅を再開しました。前回歩いたのは確か2月、今日のコースは3月15日に予定していたのですが。
区間は江尻宿から岡部宿までの約24Km。6時30分過ぎの東海道線で横浜駅から清水駅へ。およそ2時間30分、9時過ぎに到着。駅前で軽く腹ごしらえをしてから歩き始めました。
直ぐに旧東海道の道筋に入ります。位置は江尻宿の少し手前。江尻の次が府中宿(静岡市内)、その次が丸子宿。
丸子宿 の京都寄りの外れに、とろろ汁の丁字屋(写真)があります。14時前の遅い昼食と思っていましたが、結局16時前に到着。早すぎる夕食になりました。麦飯に薄味のとろろ汁ですから、味は想像出来るでしょう、昔から変わらないのですかね。「梅若菜丸子の宿のとろろ汁 松尾芭蕉」。
なぜ遅くなったか、4・5回ミスコースしたからです。案内があまり無いのと不注意と。ミスコースに気づいた時は本当にガックリします。
この後、岡部宿に向かいましたがここでもミスコース。親切なおじさんが、自動車を止めて「行き止まり」と教えてくれました。途中まで引き返します。
宇津ノ谷峠の入り口で今日の歩行を切り上げました。山路で日が暮れたら心細いので。「駿河なる宇津の山辺のうつつにも夢にも人に逢わぬなりけり 在原業平」ですから。
実は、今日東海道を歩いて、明日古道を歩くつもりでした。今晩は静岡まで戻って宿泊なので成せることなのですが。戻りと明日の行きは、もちろんバス利用です。
明日は、ひょっとして旧東海道で峠を超え、国道1号(トンネル)を引き返し、もう一度古道で峠を超えようかとも思っています。旧東海道は必須、古道は業平の世界を味わうため。
気分と体調で臨機応変に。優柔不断とも言えそうですが。
(2011年10月7日記録)
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