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2011年9月 7日 (水)

音楽:みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.30

  出演  中野振一郎(Cemb)、
      工藤重典(Fl)

  曲目  ランチタイム・クルーズ(12:10~13:10)
       B.ガルッピ      :アンダンテ ハ長調(チェンバロ独奏)
       J.Ph.ラモー     :鳥たちのさえずり ホ短調(チェンバロ独奏)
       J.B.de.ボワモルティエ:のみ ホ短調(チェンバロ独奏)
       J.N.P.ロワイエ    :スキタイ人の行進 ハ短調(チェンバロ独奏)
       G.F.ヘンデル     :ソナタ イ短調 HWV362
       J.S.バッハ      :G線上のアリア
       C.P.E.バッハ     :ハンブルガーソナタ ト長調

      ティータイム・クルーズ(14:30~15:35)
       F.クープラン     :恋のうぐいす(チェンバロ独奏)
       D.スカルラッティ   :ソナタ 変ホ長調 K.193(チェンバロ独奏)
       J.Pf.ラモー     :ロンド形式によるミュゼット(チェンバロ独奏)
       F.レハール      :メリー・ウィドウ・ワルツ(チェンバロ独奏)
       G.F.ヘンデル     :歌劇『クセルクセス』より ラルゴ
       A.マルチェロ     :オーボエ協奏曲ハ短調より アダージョ
       G.P.テレマン     :ソナタ ヘ短調

  会場  横浜みなとみらいホール・大ホール
  公演  2011年9月6日

 

 定員2020名の大ホールでのチェンバロ演奏、か細い音量のチェンバロが大ホールを充分に鳴らすことなどありえません。チェンバロ下の箱は音量補強の増幅器でしょう。それでも、バロック音楽を普及講演で取り上げる企画が嬉しい。

 

 いずれのクルーズも同じ進行。前半は中野の話を挟んでチェンバロ独奏。後半は主に工藤の話を挟んでフルートとのデュエット。

 中野の話は、チェンバロはドイツ語、フランスではクラブサン、アメリカはハープシコード、イタリアはチェンバロと呼ばれる。宮廷の音楽に使われた。鍵盤は二段。白鍵・黒鍵がピアノと逆だが、製作者や国、時代によって様々。など。
 演奏は、順を追って一段鍵盤、二段鍵盤の連結、リュートストップを使用した曲目でした。チェンバロの特徴が良く理解できます。

 工藤はまず、中野さんは話が上手くて聞きほれていたら出番だと言われた。今日はフルートだが、当時はリコーダー。チェンバロとの相性が良い。など。

 

 「ヘンデル:ソナタ イ短調」を除けば小品ばかりで、肩肘を張ることはありません。「ラモー:鳥たちのさえずり」、「クープラン:恋のうぐいす」は鳴き声の、「ボワモルティエ:のみ」は跳ね回る動きの、描写を楽しく聴きました。「バッハ:G線上のアリア」、「ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)」はどう編曲されても名曲です。

 一番面白かったのが「レハール:メリー・ウィドウ・ワルツ」のチェンバロ独奏。チェンバロでメリー・ウィドウって。中野振一郎にとっては珍しくないようです。

 一時期はバロック主体に聴いていましたが、最近はオーケストラを聴く機会が多いです。サロンコンサートなどを探してまた出かけたくなりました。

 

 次回は10月5日(水)、きりく・ハンドベルアンサンブルです。

   (2011年9月7日記録)

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