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2011年7月30日 (土)

路上観察:十和田市現代美術館(第34回十和田湖ウォーク往路)

 2011年7月23日、十和田湖に向かう途中で十和田市現代美術館に立寄りました。JR八戸駅前でレンターカー手配、運転すること1時間ほどで到着しました。

 

 美術館は官庁街通りと呼ばれる広い道路に面して立地しています。展示室等は、大小の直方体が平面的に配置され、それらを通路で結んだ構造です。一部は直方体が三層に積み上げられていますが、スカイラインが周辺の建物から突出することはありません。
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 展示室の一部は道路側の一面がガラス張りで外から作品が見えます。空きスペースには屋外展示の作品が据えられています。
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 また道路を挟んだ反対側にも屋外展示スペースがあって、作品が展示されています。
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 興味を持った作品は、受付直後の部屋の「ロン・ミュエック:スタンディングウーマン」、屋外展示の「草間弥生:作品郡」です。いずれも初めて見る作者ではありませんが、何回見てもインパクトがあります。

 企画展は「マイケル・リン:ふれあい」展、テキスタイル模様を拡大して壁面や床面を飾るインスタレーションです。梱包の系統かと思いましたが、どうでしょうか。包んだものを開梱して、その折筋を楽しむ逆梱包の作品もありました。
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 実は、到着したのが昼時でしたからいきなりカフェに向かい昼食。カフェにはスパゲッティ・ピザなどの軽食と飲み物が用意されています。

 カフェは、記念グッズ販売コーナーと休憩室が一体になっています。やはり直方体の簡素な造りですが天井は高く、一面はガラス張で街の風景と連続して実に開放的な空間でした。権威の片鱗さえ感じさせず、鑑賞者のみならず、通りすがりの人が喫茶店替わりに利用できるような雰囲気を感じました。
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 十和田市現代美術館に立寄ることができて、昨年からの思いが叶いました。それだけでなく、市民と共生しようとする新しい美術館のあり方も垣間見たような思いがしました。いずれ、再訪します。

 3時間ほどのくつろぎの時を過ごしてから、今夜の宿泊地である十和田湖休屋に向かいました。

   (2011年7月29日記録)

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コメント

お疲れ様でした!
そして十和田湖一周完歩おめでとうございます。
奥様も健脚でらっしゃるんですね~
初めてお会いした時、ご事情があるように感じましたが、そうでしたか。
それにしてもご夫妻で脱落することなくゴールイン、
日頃の訓練(?)の賜物ですね!

十和田湖現代美術館に行かれたのですね。
私も来月行きます。
とても参考になりました。
楽しみが募ります。

もう身体の方は回復されたことでしょう。
私は昨日掛川に遊びに行ってきました。
salalaさんの案内で方々へ連れて行ってもらい、
久し振りに女のおしゃべりを楽しみました。
吟行、仕切り直しでぜひ実現させましょうね!

投稿: strauss | 2011年7月30日 (土) 09時40分

ありがとうございます。
曇りがちで、比較的涼しかったのも幸いしました。猛暑だったら、もう
少し苦しかったように思います。家内も30Km以上は未知の世界でしたが、
余裕を残してゴールしました。次の日の筋肉痛は大分あったようですが。

十和田市現代美術館も楽しかったです。もう少し十和田市内を巡りたか
ったのですが、時間がありませんでした。夜のライトアップも見たかっ
たのですが、次の機会です。来月、楽しんできて下さい。

3月15日から数日で、掛川を越えようと思っていたのです。その後、東海
道も歩きそびれていますが、気合を入れなおして続けようと思っていま
す。吟行、修行しておきます。

投稿: F3 | 2011年7月31日 (日) 00時21分

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