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2011年7月10日 (日)

音楽:聖響音楽堂シリーズ「モーツァルトシリーズ」第2回

  指揮   金聖響

  独奏   鈴木純子(ob)

  演奏   神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  曲目   モーツァルト:ディベルティメント ニ長調 K.136(125a)
       モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d)
       モーツァルト:交響曲40番 ト短調 K.550

  会場   神奈川県立音楽堂(29列31番)
  公演   2011年7月9日15:00~16:40(休憩15分)

 

 小暑のマチネー、神奈川県立音楽堂は小高い丘の上にあるから、皆さん、ハンカチを手にして汗を拭ったり、センスを使いながら上ってくる。それでも会場は8~9割ほど埋まっているので、聖響+神奈川フィル+音楽堂の組合せは魅力的なのだと思う。

 

 ディベルティメント ニ長調。コントラバス三挺が加わった弦楽五部による演奏。

 屈託のない明るさを持つこの曲が、暖かな響きの音楽堂で何とも楽しく演奏された。低声部のうえでヴァイオリンが踊るような旋律を奏でる。

 神奈川フィルの若手主体の編成、弦楽の繊細さを残しながら楽しい演奏だった。バスの響きが心地よかった。

 

 オーボエ協奏曲 ハ長調。ソロは神奈川フィル首席オーボエ奏者の鈴木。

 オーボエの音色は複雑、哀愁を感じるし華やかにも響く。鈴木のソロは充分な華やかさを感じさせた。オーケストラで短いソロを聴く機会はあっても、協奏曲のソロは初めて。神奈川フィルの管の充実は、とりもなおさず各パートの充実と改めて感じた。

 カデンツァも素晴らしかった。演奏を終えて、仲間に丁寧な感謝の挨拶をしているのも好ましく感じた。曲も演奏も、音楽の楽しさを感じさせた。

 

 交響曲40番 ト短調。40番を生で聞くのは数十年ぶりだと思う。クラシック音楽の聴き始めに聴く曲だろうが、例に洩れず、私もそうであった。40番が通俗名曲であるか否か定かではないが、仮に通俗であったとしても、愛すべき名曲であると改めて感じた。

 第1楽章冒頭の「ため息のモティーフ」で一気に引きずり込まれる。第1ヴァイオリンが4列で、通常の編成に比べたら半分ほどだが、後方から4列前の席でも実に豊かに響いてくる。

 翳りのある40番にしては、3・4楽章が随分と力強く響いたように感じた。まあ初めて聴くようなものだから、あまりあてにはならないが。

   (2011年7月月10日記録)

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