音楽:みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.25
出演 東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者たちによる弦楽五重奏
荒井英治(Vn)、戸上眞理(Vn)、
須田祥子(Va)、服部誠(Vc)、黒木岩寿(Cb)
曲目 ティータイム・クルーズ(14:30~15:35)
◆さあ!思うぞんぶんに歌い倒すイタリア!◆
パガニーニ :弦楽四重奏曲第3番イ短調より第1楽章(SQ)
ゴルターマン:ベリーニの思い出(Vc+Cb)
ロッシーニ :弦楽のためのソナタ第6番より第1・3楽章
アルビノーニ:アダージョ
ヴェルナー・トーマス=ミフネ
:「おれは町の何でも屋七変化」より
ロッシーニ :歌劇『ウィリアム・テル』序曲より
”スイス軍隊の行進”
ロッシーニ :歌劇『泥棒かささぎ』序曲(アンコール)
会場 横浜みなとみらいホール・大ホール
公演 2011年4月6日
初めて聴く楽曲が半分。イタリアに限りませんが、私が聴いたことのある楽曲などたか知れています。少しづつでも新しい楽曲に触れられることが、この企画の魅力の一つと感じています。
パガニーニの弦楽四重奏曲は、独奏曲や協奏曲のような輝きはやや稀薄と感じました。
ゴルターマンは、もともとチェロとコントラバスのために書かれた楽曲です。珍しい組合せですが、そこまでと感じました。
ロッシーニは、2本のヴァイオリンにチェロとコントラバスの組合せが珍しいばかりでなく、なんと12歳の時の作曲だそうです。いずれ全曲聴きたいと思いました。
アルビノーニは、東日本大震災の被災者に捧げられました。深い悲しみの向こう希望が見えるような思いになります。
ヴェルナー・トーマス=ミフネはポップス調、コントラバスが旋律を奏で、他の楽器はサポートしました。
ロッシーニは、スイス軍隊の行進も、アンコールの『泥棒かささぎ』序曲も良く耳にする楽曲、心軽やかに締め括った感じがします。
演奏は、音が少し篭っているように感じました。また、音の輝きも少し薄らいでいるように感じました。オーケストラを聴いたことがありませんけど、若い人たちが集まっているのではないかと想像しました。
ランチタイム・コンサート「◆とことんモーツァルト◆」を聴きそこなったのが残念でした。
次回は5月2日(月)、鈴木理恵子(Vn)+若林顕(pf)です。
(2011年04月07日記録)
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