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2011年4月25日 (月)

音楽:神奈川フィル第271回定期演奏会

  指揮     金聖響

  演奏     神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  曲目     J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番よりアリア
         マーラー :交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

  会場     横浜みなとみらいホール(1階13列22番)
  公演     2011年4月23日14:00~15:40

 

 2011-2012シーズンの幕開け。昨シーズンはA席だったが今シーズンは会場中央やや前よりのS席、舞台が近いづいた。

 

 絃パートメンバーのみが登場。指揮者挨拶があって、予定外の「G線上のアリア」が演奏され、東日本大震災被災者へ捧げられた。美しい曲がこれほど悲しく響くこともないだろう。低音パートの跳ねるようなメロディーが、長い道のりを歩き始めた被災者の力強い足音にも聴こえて、心に沁みた。

 前回定期公演は大震災翌日の3月12日、1/3ほどの入場者。指揮者は「我々ができることのは音楽しかない。精一杯演奏する」と挨拶、「マーラー・第6番悲劇的」が演奏された。しかし、被災者へ捧げる音楽が準備ができず、今回、「G線上のアリア」が演奏されたのだろう。

 

 全メンバーが揃って舞台は一杯。「夜の歌」は五楽章からなる長い曲、珍しい楽器が加わる曲、なじみにくい曲、との思いがある。

 第1楽章、序奏のテノールホルンが印象的。第2楽章、ホルンで静かに始まり、途中でカウベルが響く。第3楽章、ヴァイオリン独奏が印象的。

 第4楽章、直前にギターとマンドリン奏者が席に着く。音量の小さなギターとマンドリンが聴こえるかと思った。録音と生演奏では大いに異なる。マンドリンははっきり認識、ギターは認識できる部分もできない部分もあった。それにしても楽器選択はどのような閃きによるものか。

 第5楽章、ティンパニーで始まりホルンとトランペットによる行進曲風の旋律。明るく、他の楽章と印象が異なる。

 一曲で一夜のプログラムになるほどの長大な曲で、大雑把にもなかなか把握できるものでもない。そういう状態でも生演奏は飽きずに聴きとおせるものだ。いつにも増して盛大なブラボーが湧いていたけど、私も神フィルの魅力が大いに発揮されたと感じた。ホルン・トランペット・他の管楽器、ティンパニ、絃も熱い演奏と感じた。神フィルは素晴らしい。

   (2011年4月24日記録)

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