路上観察:鎌倉の桜は散り始め(2011年4月12日現在)
鎌倉の桜は盛りを過ぎていると思いましたが、一目見ようと出かけました。
JR鎌倉駅に到着したのは13時少し前、とりあえずは二の鳥居から段葛を通って鶴岡八幡宮に向います。両脇に連なる桜は散り始め、先週末が見頃だったと思いますが天気は荒れていました。来年こそは見事な桜を、って気が早過ぎます。
歩くコースを決めていたわけではありません。八幡宮前交差点まで進んでから扇ガ谷方面に向おうと決めました。途中、川喜多映画記念館の庭で桜の大木を見つけました。
寿福寺の正式な名前は金剛寿福禅寺、さすがに禅寺だと思いました。三門から本堂に向う美しい石畳に桜の花びらがいくらか落ちているのですが桜の木は見当たりません。裏の墓所で、源実朝と北條政子の墓へ詣でてから、山道を源氏山に向いました。
源氏山公園ではお花見をしている人達がいました。春を満喫するというより行く春を惜しんでいる感じがしました。今年の春は、決して忘れることができないでしょう。
荒れた感じのする化粧坂切通しを下って海蔵寺に向います。桜は見当たりませんがカイドウが見事。
ユキヤナギが風に揺られています。大きなつぼみは何、間もなく咲きそうです。
JR横須賀線に沿って鎌倉駅に戻りますが、途中の英勝寺は陽も傾いていたので素通りしました。鎌倉は気の向くままに歩くのも良いものです。
(2011年4月12日記録)
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