路上観察:東海道53次徒歩の旅・三島~東田子の浦(後半)
1月24日、思い立ってJR三島駅からJR東田子の浦駅まで、旧東海道を歩きました。前半は既にホームページ掲載済みですが、後半も整理を終えてホームページに掲載済したので、お時間があれば参照願います。
歩きながら思ったことを少し纏めます。
三島を出ると沼津・原・間宿柏原(*1)・吉原・蒲原と続きます。沼津は沼沢地の港の意味かと、後はみな原が付くので、野原や沼沢地が続いていたのだろうと想像しました。
道はほとんど直線で視界が開け、富士の姿に心癒しながら進んだのではないでしょうか。しかし、このような所で日が暮れかかり、宿場までまだ遠ければ随分心細かったに違いありません。ここだけに限らないでしょうけど。
今は家並みの切れることはありませんので、橋の上や少し開けた場所でないと富士の姿は見えません。しかし、沼津を過ぎると人気は少なくなりますので、多少の心細さは覚えます。
週に1・2回、東海道新幹線で行き来していた時には、そんなこと考えもしませんでした。しかし歩いてみると、そういう思いが湧いてきます。
*1 間宿(あいのしゅく)、距離の長い宿場間の途中にできた休憩主体の小規模な宿場
(2011年2月2日記録)
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