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2010年9月22日 (水)

随想:季節外れですが「立春大吉」

 韓流時代劇「宮廷女官 チャングムの誓い」。日本ではNHK-BS2によって2004年10月から一年間に渡り放映されました。その後、NHK-BS2やNHK総合で再放送されました。当時は一部を見るに留まりましたが、断片的に見てもドラマとして面白いと思っていました。

 現在、「大長今-宮廷女官チャングムの誓い」としてノーカット(多分)で三話/週のペースでネット配信されています。今は時間も充分にあり、好きな時間に見られるので第1話から最新の第35話までを見続けています。字幕で吹替えではありませんから、宮廷韓国語(?)の響きも楽しんでいます。韓国語はわかりませんけれど。

 ここでドラマに触れるつもりはありません。第33話の残り34分を切ったところで「立春大吉」の貼付を見かけたので、そのことについてです。 

 

 2010年2月4日付けで「立春大吉」の一文をブログに掲載しました。概要は『立春の日の早朝、禅寺の門前に「立春大吉」と書いて張り出す、とのうろ覚えの知識を確かめるべく鎌倉に出かけましたが、見つかりませんでした』。

 2010年4月16日付けで「筑前の小京都・秋月(2)」の一文もブログに掲載しました。概要は『長生寺の山門を潜る時、右側の「立春大吉」の札に気付きました。左側には「鎮防火燭」の札が。これは知りませんでしたが、火難を防ぐ意で清明節に貼り付けるようです。山門だけでなく、本堂、庫裏にも掲げてありました』。

 きっかけが何であったか忘れましたが、「立春大吉」が気になっています。そして、「大長今-宮廷女官チャングムの誓い」に戻ります。キャプチャーした画面は次の通りです。場所は、宮廷の一部署の門、ドラマの時代設定は16世紀初頭のようです。
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 と言うことは、「立春大吉」の風習は朝鮮、恐らく中国渡来のものではないかと推測できます。急ぐこともないのですが、少しづつ明らかになれば自分としてはすっきりするのですが。

 

 これだけですが、漢字文化圏、共通する風習、中国、韓国、日本は近い国だとの思いが、改めて湧いてきます。紆余曲折しながらも、友好が強まる方向に進めば良いと思います。

   (2010年9月22日記録)

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