随想:品格を欠く朝日新聞素粒子欄の表現
朝日新聞8月10日夕刊・素粒子欄の最初のパラグラフは次のとおりです。
「民主政権の長さ、細川・羽田内閣を越す。与党も野党も有権者も未経験の域へ。どれだけ続くか、怖いモノ見たさの感も。」
これを読んで、なんとも品格のない文書だと思いました。政権与党である公党に対して、「どれだけ続くか、怖いモノ見たさの感も」とは。自らの立場をどのように位置づけて、このような表現をしているのでしょうか。
表現の自由を否定するつもりはありません。与党批判がいけないとも思いません。ただ、それ以前の問題です。天下の公器である朝日新聞の表現として、私は適切でないと感じました。
(2010年8月11日記録)
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