随想:「はやぶさ」帰還(2010年6月13日)
6月13日23時少し前(JST)、「はやぶさ」帰還の様子をUSTREAMのライブ映像で見ていました。いくつかの異なるチャネルの中継が告知されていました。しかし、私のパソコンでは和歌山大学のライブ映像のみが見られました。
夜空に小さな星が現れたと見るや、徐々に大きくなって火の玉を思わせ、近くの雲を明るく照らし出し、再び小さくなってもとの夜空に戻りました。40秒少々の出来事でしたが感動しました。その理由は大きく二つ。
1. 7年間、60億Kmを旅をした後に帰還したという事実。それに携わった多くの技師・関係者のご苦労を想像して。
2. 大手メディアでは無理と思われるライブ中継が、インターネット技術等を駆使した関係者のご苦労で実現したことに関して。
「はやぶさ」帰還の様子は、和歌山大学宇宙教育研究所サイトで映像が見られます。
14日朝日新聞朝刊のトップ(東京本社14版)を飾った美しい写真はこちらで見られます(これもプロの仕事だと感じます)。
そして、宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所のトピックスも是非ご覧になって下さい。カプセルが発見されたそうで、このうえは、小惑星「イトカワ」の砂が一粒でも入っていることを願うばかりです。
予算は「二番」にも届かないでしょうが、成果は他の大プロジェクトに匹敵するのではないかと思います。
追記 :NHKニュース映像が掲載されました。
再追記:宇宙科学研究所のカプセル着地写真が掲載されました。
(2010年6月14日記録)
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