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2010年5月11日 (火)

最近のブログから:普天間基地問題(2010年5月10日)

 「ツイッター」「ブログ」などに掲載されるフリーライターや個人の記事は、既存メディアとは異なる論調をとるものが少なくありません。既存メディアに出演するコメンテイターや司会者、記事の論調が偏っていると主張するものもあります。

 今回は「普天間基地問題」を考えるヒントになりそうな「ブログ」記事をいくつか抽出してみました。「ツイッター」を追い、「ブログ」を参照して、既存メディアの視点にはない記事を選びました。

 既存メディアを含む多くの記事から自分の基本的な考えを導き、修正を継続しながら結論をまとめる。それが私には必要です。しばらく追っかけを続けます。
 なお引用は改行は適当に省きました。

 

(1) 池田香代子ブログ:沖縄 市町村の呼びかけ(2010.4.25)

『4・ 25県民大会に参加しよう! 無料バス運行……県民大会宜野湾市実行委員会では、4.25県民大会へ多数の市民を参加してもらうため、当日、宜野湾市役所及び宜野湾市立博物館より会場までの無料バスを運行いたします。」(宜野湾市)』。主催者発表で9万人の沖縄県民大会、各市町村からバスなどを仕立てて住民が集まるという事実の整理ですけれどインパクトあります。事実の強み。

(2) 内田樹の研究室:基地問題再論(2010.5.7)

『アメリカ政府がほんとうのところどう思っているのか、私にはわからない。けれども、日本はアメリカに対して反抗できないという「属国」条件を日本の軍事専門家たちが「定数」にして、そのコメントを述べていることはわかる。彼らのその現状認識が十分にリアリスティックなものであることを私は喜んで認める。
けれども、その場合には、やはりコメントをするたびごとに「われわれはアメリカの軍事的属国民であり、軍事に関しては、アメリカの意思に反する政策決定をすることができないのだ」ということを明らかにし、「だから」という接続詞のあとに、自説を展開していただきたいと思う。
あたかも主権国家が合理的な判断として国内に外国軍基地を置くという「選択している」かのように語るのはフェアではないと私は思う』

(3) DIAMOND online:「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!」(2010.5.7)

『普天間基地問題の決着期限が迫るなか、鳩山政権は辺野古沿岸につくる桟橋滑走路と、徳之島の既存の空港を併用する移設案を提案した。しかし、地元や米国側の同意を得られる見通しは立っておらず、日本国内は鳩山政権批判一色に染まっている。しかし批判するだけでは何も変わらない。そもそも同基地の代替施設の不要論は米国内にもある』

(4) リアリズムと防衛を学ぶ:普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり)(2010.4.22)

『軍事問題を考え、議論するときに犯しがちな誤りは3つあります。第一の誤りは軍事の論理だけで議論して他の観点を無視することです。軍事的に正しいことが、他の論理でも正しいとは限りません。また、軍事の論理が必ずしも常に優先されていいわけではないのです。第二の誤りは他の観点だけで考え、軍事の論理をあたかも無いもののように扱うことです。たとえその時は無視したとしても、決断から生じる軍事的な結果は、あとで必ず受け取らなければなりません。第三の誤りは、軍事以外の論理ででてきた結論を正当化するために、軍事の論理を都合よく曲解して「これは軍事的にも合理的なんだ」と自分や他人をダマすことです』

(5) すみっち通信:鳩山首相沖縄訪問への米メディア反応(2010.5.6)

『米大手紙を含むほとんどのメディアが事実を淡々と伝えている。これを読んだ米国民は一体どう受け止めるだろう。・米政府が現行計画から譲歩しない理由は? ・日本政府がいったん合意した事柄を反故にしたいという理由は?
 ・米軍基地の施設地をなぜ日本政府が探すのか? ・米国が赤字にまみれてる状況で、誰が新基地を作る費用を出すのか? ・9万人という人間が基地にNOといってるのに無理強いするのか? 単純に事実を並べた記事から、これだけの疑問を米国民は引き出すことができる』

(6) とある素人の歴史考:普天間の問題は普天間だけの問題ではない(2010.1.14)

『本質的問題となっているのは、琉球王朝/日本(島津家・江戸幕府・大日本帝国政府)/中国(元・清・中華民国・中華人民共和国)/アメリカの間で揺れ動き、翻弄されてきたこの地域そのものに対する理解と洞察であり、その歴史・文化を踏まえた上で、次の世代にどのように何を残すべきなのか、ということを、日本民族自体が無視し、無知であり続けてきたことそのものなのだろう』

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