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2010年4月21日 (水)

路上観察:筑前の小京都・秋月(1) (2010年4月16日)

 第13回久留米つつじマーチ参加のため前日の06時過ぎに横浜の自宅を出発、筑前の小京都・秋月経由で久留米に向うことにしました。福岡空港~JR博多駅~JR基山駅~甘木鉄道・甘木駅を経由し、甘木観光バスで秋月に12時40分到着。

 秋月は全国に散在する小京都の一つ、以前読んだ小説「葉室燐著・秋月記」の舞台。惹かれるものがあり機会あれば訪れたいと思っていました。

 秋月の町を南北に分けるようにバス通り。町中にバス停は三つありますが、甘木から向えば最も手前(西寄り)の目鏡橋下車、ここを散策の起点・終点にしました。なお三つ目のバス停までの距離は700mほど、徒歩10分ですから町の大きさの見当はつくと思います。

 

 バスを下車すると目の前が目鏡橋。眼でなく目で正しいのですが、1810年に架けられた石橋。洪水にも壊れない丈夫な橋を架けるために長崎から技術者を招聘したそうです。「秋月記」に架橋の様子が描写されています。史実と小説が交錯します。
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 バス通りを少し進んで右折、少し歩くと西念寺。門前の案内に「本殿裏には、藩校稽古館の教授を務め監視人としても知られる原古処、その娘采蘋などの墓がある」と記されています。それ以上の案内はなく、一基づつ墓碑銘を確認します。一番高みにありました。二人は「秋月記」の登場人物。左写真は中央奥が古処、手前が采蘋の墓。右写真は古処の墓。
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 元の道を進んで突き当たりを左折、秋月城址方向に向います。
 途中、少し脇に折れると、秋月藩藩医にしてわが国種痘の創始者である緒方春朔邸跡の案内(のみ)。
 あるいは武家屋敷・久野邸。高級武士と説明がありますが、実に立派な家構え。一部二階、離れがあり、庭に水を引き込んだ小川。開け放ったふすま越しに奥庭の赤いつつじ。陰影礼賛、日本間の美しさを堪能できます。残念ながら写真なし。

 道を進めば、やがて桜の名所杉の馬場に突き当たります。
 杉の馬場は秋月城址の堀に沿って南北に延びます。城まで続く直線道路は武士たちの登城や馬術の稽古に使用されたそうです。江戸時代には杉並木だったため「杉の馬場」と呼ばれるようですが、今は桜並木。花見時は大層な人出で混雑するそうですが、当日はひっそりしていました。
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  (2010年4月21日記録)

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