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2010年1月31日 (日)

読書:最近の読書から(2010年1月31日)

1.『年中行事を五感で味わう』
    山下柚実著、岩波ジュニア新書645、840+税

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 二月になればすぐに節分。7・8年前、奈良町でヒイラギに鰯の頭を差して飾ってあるのを見かけました。さすがに古い習慣が途切れることなく続くと思いました。我が家でも、私が子供の頃は飾っていましたが何となく途絶えました。もう50年ほど前のこと。

 カタカナ表記の年中行事が増えています。その陰で日本の伝統的な年中行事が忘れられていないでしょうか。親から子に伝わらなかったのでしょうか。

 本書は、一年を新春と春夏秋冬に五分したうえで、各地の代表的な年中行事を視嗅味聴蝕の五感に分類して紹介します。

 春だけ列記しましょう。視・ついな節分、嗅・お水取り、味・ひなまつり、視・お花見、味・花祭り、聴・炮烙割り、嗅・端午の節句、蝕・お戒壇巡りとお砂踏み、聴・神田祭。各行事が頭に浮かんできますか。

 知らない年中行事があるならば一読をお奨めします。親子で読んで話し合うのも楽しそうです。一読を契機により身近な年中行事を探すのも素敵だと思います。年中行事の頃を狙って旅すればより興が増すでしょう。

 ところで5節句をご存知ですか。3月3日(桃の)、5月5日(端午の)、7月7日(七夕の)、9月9日(重陽の)。残る一つは1月1日か、いえ1月7日(人日の)だそうです。厄払いと一年の無病息災を祈願し、この日の朝に七草粥を食べるでしょう。1月1日と思っていた私はこれで恥をかかずにすみます。他にも沢山あるだろうって、痛い所を突きますね。

 (2010年1月31日)

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