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2009年12月31日 (木)

路上観察:鎌倉・和賀江嶋

 少し前のことですが鎌倉を散歩しました。相変わらずの賑わいでしたので人混みを離れて海に向いました。  

 鎌倉の鶴岡八幡宮社前から延びる若宮大路を30分ほど歩くと海岸に出ます。目の前の海は相模湾、進行方向右手(西)が由比ガ浜、左手(東)が材木座海岸です。

 由比ガ浜の尽きる辺りの岬が稲村ガ崎。新田義貞が鎌倉に攻め入ろうとした時、稲村ガ崎で道が狭まり行く手を遮られたが、剣を海に投じたところ潮が引いて軍勢を進められたという故事のあるところ。と言っても私もこの程度の理解です。それより「稲村ジェーン」の舞台と言った方が通じるでしょう。

 視線を反対に向けると、材木座海岸の外れに海上にわずかに頭を出した和賀江嶋が見えます。国指定史跡・日本最古の築港です。厚い雲が所々切れて、光芒が和賀江嶋を照らしたりしています。きれいな写真が撮れるかもしれないと思い、結局、海岸道路脇を和賀江嶋に向かいました。

 光の様子を見ながら小一時間ほど和賀江嶋付近に佇んでいました。じっくり和賀江嶋を見るのは初めて。傍らの案内によれば、貞永元年(1232年)7月15日着工、8月9日完成。大きな根石を置き、その上に丸石を積み上げて作られたようです。

 この日は海面から少し頭を出していただけで、私はこの状態の時しか行き合わせません。しかし大潮の時はどうも陸続きになるようです。それで港の役割を果たせるか疑問ですが、当時とは潮の流れも変わっているでしょうし、多少はくづれたかも知れません。とにかく800年程前の庶民の労役の証が残っていることに感動しました。
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 海岸線から山側に入り、光明寺などに寄りながら鎌倉駅に戻りました。いずれ大潮を狙って再度、和賀江嶋に出かけたいと思っています。

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  (2009年12月30日記)

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コメント

 今年も残すところあと数時間になりましたね。
一年のなんと早いこと!
今年も楽しい時間をありがとうございました。
これからもいろんな話題、楽しみにしていますね。

 来年は、私もF3さんやStraussさんに倣って、
何か発信出来たらいいなと思っています。
が、乗り越えなければならないこともあって、
私にとってはなかなか難しいこと。
目標の一つに掲げて、少し視野を広げながら
のんびりマイペースで挑戦してみます。

 来年もどうぞよろしくお願いしますね!

投稿: salala | 2009年12月31日 (木) 16時44分

slalaさんの情熱には叶いません。私は少し発散ぎみだと思っています。性分ですから仕方ありませんが、来年は何か一つ突っ込んだものがあっても良いかと思っています。文楽・歌舞伎は今年後半から頻りに誘われるものがあって、最有力候補です。

来年もどこかで交叉する部分があることを願っています。どうぞ良いお年をお迎えください。

投稿: F3 | 2009年12月31日 (木) 19時38分

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