« 美術:ビュッフェ美術館・ポーラ美術館(2009年7月5日) | トップページ | 路上観察:横浜市八聖殿郷土資料館(2009年7月13日) »

2009年7月11日 (土)

音楽:神奈川フィル第255回定期演奏会

  指揮  サッシャ・ゲッツェル
  演奏  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

  曲目  モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調
      モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いな魂よ」
               独唱:森麻季(ソプラノ)
      マーラー  :交響曲第1番 ニ長調「巨人」

  会場  横浜みなとみらいホール(2階5列12番)
  公演  2009年7月10日19:00~21:00(途中休憩15分)

 

 「アダージョとフーガ」、弦楽合奏です。10分に満たない小品、初めて聴きます。モーツァルトにしては力強いメロディ。神フィルの弦、私は細かいところまで判るわけではありませんが、でも重厚で素敵です。

 「モテット」、弦楽合奏にオルガン、ホルン×2、オーボエ×2です。モーツァルトらしい始まり、初めて聴く曲と思いました。しかし第3楽章の「ハレルヤ」が響いて、聴いたことがある。そう、ディアナ・ダービン主演の「オーケストラの少女」に使われていました。大分以前のTV放映で観ただけですが、それでも記憶に残る歓喜に満ちた「ハレルヤ」。

 第2楽章のオーケストラの音が止んでソプラノ独唱、2000人の客席に響き渡るのは歌手冥利ではないかと想像します。澄んだ声、気になることはありません。私は2階席なので少し遠く聞こえましたが、どの程度の規模のホールが適当なのでしょうか、定員2000人は独唱には大きいように思います。第3楽章の「ハレルヤ」、宗教的倫理観さえ喚起されます。

 「巨人」、ホルン×8が目立ちます。ゆったりと、しかし重厚に始まります。CDでは良く聴きますが、生では初めて。やはり音がみずみずしい。やがて管が重なります。第3楽章、聴いたことのある旋律、日本では「グーチョキパーでなにつくろう」で知られますが、ここでは荘重に響きます。第4楽章、ホルンパートが立ち上がり、高らかに奏でます。

 

 管・打楽器、弦なら低声部が目立ちます。マーラーは、ハイドン、ベートーベンとは随分と異なります。3回目の定期公演ですが、神フィルの異なる一面を聴きました。プロだから何でもこなせるでしょうけど、重厚・荘重な曲もまた素敵でした。

 

 指揮のサッシャ・ゲッツェルは、ウィーン生まれでヴァイオリニストから指揮に転進したそうです。40歳前の若手ですけど、随分と情熱的な指揮振りでした。動きは大きく、時には30Cmほども飛び上がったりして。そこだけ注目しても何も出てきませんが。前半と後半で雰囲気の大きく変わるプログラム、私はマーラーが特に良かった。定期会員は一年を通して同じ席ですが、たまにはオルガン前席で指揮者を正面から見たいと思いました。

 

 休憩時間、常任指揮者の金聖響さん(プライベートだからさん付けします)がおられたので、「ブログには来られないと書いてありましたが」と声をかけました。「でもきちゃいました」だって。様子から後半になって来られたようです。やはり気になるのでしょうね。4月に常任指揮者の座に付いたばかりですが、長くいて欲しいものです。

| |

« 美術:ビュッフェ美術館・ポーラ美術館(2009年7月5日) | トップページ | 路上観察:横浜市八聖殿郷土資料館(2009年7月13日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 音楽:神奈川フィル第255回定期演奏会:

» 音楽:神奈川フィル第255回定期演奏会 [音楽]
[続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 10時47分

« 美術:ビュッフェ美術館・ポーラ美術館(2009年7月5日) | トップページ | 路上観察:横浜市八聖殿郷土資料館(2009年7月13日) »