音楽:コムラード マンドリン アンサンブル 第37回定期演奏会
指揮 飯塚幹夫・日高哲英
演奏 コムラード マンドリン アンサンブル
会場 トッパンホール(E列22番)
公演 2009年6月21日
鑑賞 2008年6月21日15時~16時05分(後半のみ)
昨年に続いて2回目の定期演奏会に出かけました。しかし、めったに予定などない私ですが、この日は横浜で別の予定が重なり残念ながら後半しか鑑賞できませんでした。後半の立派な演奏に接すると、返す返すも前半を聞き逃したことが悔やまれます。
当日演奏された曲は次のとおりです。(5)以降が後半になります。
(1) ファリャ・鈴木静一編曲
:スペイン舞曲第1番~歌劇「果敢な人生」より
(2) 日高哲英 :グリーンスリーブス変奏曲
(3) ファルボ :組曲「スペイン」
(4) 鈴木静一 :劇的序奏「細川ガラシャ」
(5) ギターアンサンブル
サティ :君が欲しい(ジュ・トゥ・ブー)
J.S.バッハ :シチリアーナ
ルイスポピー:歌と踊り
(6) 鈴木静一 :「ふるさと」をテーマとする主題と変奏
マンドリン独奏:小野智明
(7) 鈴木静一 :幻の国 ~邪馬台~
11人のギターアンサブルによる三曲。プログラムでは「1'st Stage」「Guiter Emsemble Stage」「2'nd Stage」となっていて面白く感じました。縁の下の力持ちが主役になる一瞬なのでしょう。
サティは歌詞付のシャンソン曲、ピアノ曲で聴く方が多いです。バッハはフルート曲、余りにも有名。ルイスポピは聴いたことがありません。
ギターアンサブルの音色は暖かな感じですから、例えばシチリアーノの明確な輪郭は後退するような感じがします。しかし、それは曲の話であって、演奏は指揮者無しにも関わらず良くコントロールされていると感じました。
「ふるさと」の旋律は面影程度にありました。曲は主題と変奏ですが、演奏形態は独奏マンドリンとマンドリンアンサンブルのための協奏曲と言って良いと感じました。ちなみに弦楽器のみの編成。
失礼な表現ですが驚きました。主題と変奏と言えば技巧的な曲が多いように思います。この曲もその部類でしょうけれど、何と見事な演奏。素晴らしい独奏、アンサンブルも良くサポートしていました。アマチュア恐るべし。
席の関係だと思いますが、コントラバスの音が良く響きました。
「幻の国」は、管楽器・打楽器も加わったフル編成。一回聴いただけでメロディが記憶に残るわけではありませんが、聴いているときは「邪馬台」が浮かび上がってきました。標題付楽曲はそれに誘導される一面もありますが、この曲は自然とそのようなイメージにたどり着く感じです。
鈴木静一作曲楽曲の全曲演奏を目指すこのアンサンブルのもっとも力の入るところでしょう。演奏は言わずもがな。
ファゴットはともかく、コントラバスの音は相変わらず良く響きました。
アンコール、良く聴く曲ですが名前を思い出せません。音楽だけでありませんけど、最近は物事を思い出せないことが多い。
トッパンホールは座席数約400の良いホールだと思います。しかしアンサンブルの編成が50人規模なので少し小さいように思いました。前方上手側の席だったので低声部が強めに聴こえます。次の機会は遅刻しないで後方座席を確保しよう。
直接・間接の関係者の皆様、巣晴らしい演奏をありがとうございました。改めて、後半しか聴けなかったことを本当に残念に思います。
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コメント
F3さん、今年もお忙しい中お越し下さって有難うございます。
昨年同様ご丁寧な感想、嬉しく拝読致しました。
前半部分はCDで聴いて頂きます。
お待ちください。
今年はSさんsalalaさんと利賀繋がりの皆さんに来て頂けて、とても励みになりました。
今後ともよろしくお願いします。
静岡へは27日に行くことにしました。
投稿: strauss | 2009年6月23日 (火) 22時44分
Straussさん、お疲れ様でした。
きっちり仕上げているではないですか。本番に強いとしても実力のうちでしょう。後半の構成は、ギターアンサンブル、弦楽編成、フル編成と変化に富んで、聴いていて楽しかったです。
となると前半を聴けなかったのがなおさら悔しい。スペインと言えば、私は「ビゼー・カルメン」と「シャブリエ・狂詩曲スペイン」しか知りませんが、歯切れの良い音楽と感じています。演奏された曲はどうでしょうか。CD聴かせて頂けることを楽しみにしています。
投稿: F3 | 2009年6月24日 (水) 00時51分