白想:鯖姿寿司
会社から帰ると、京都「いづう」の鯖姿寿司がテーブルにおいてありました。息子が出張帰りに京都駅で途中下車して買ってきたとのこと。土産にしては安くないのですが、他はともかくとして、親の好みを買って帰るのは親の教育の成果でしょうか。
祇園巽橋近くの店で食事をしたり、土産を買いに何回も行きました。他の店もあるのですが、尼崎居住時代に京都と言えば洛東方面に出かけることが多かったので、必然的に鯖寿司は「いづう」なりました。鯖寿司を時々食べたくなるのですが、何でも良いわけではありません。
京都で鯖と言えば、若狭から鯖街道を通って運ばれてきたそうです。現在の福井県小浜市から京都市左京区出町柳まで、小浜では「京は遠ても十八里」と言われるそうです。歩きで1泊の行程のようですが、1日九里、36Kmはちょっときついですね。もっと長い距離を歩いたこともありますが過去の実績は何の役にも立ちません。もう一度鍛えなおさなければ実行不可能です。いつの日にか決行したい。
京都ついでですが、愛宕山にもう一度登りたいと思っています。嵯峨野の北西に位置する愛宕山。「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕さんへは月参り」と言われるそうです。京都の人にはおなじみでしょう。頂上の神社に雪囲いがあって驚いたことを思い出します。それと行きそびれている大文字山。京都の町を見下ろしたい。
夏も近いです。祇園祭りのころなら「はも寿司」。二人でディナーにいけそうな値段ですが、年に一度の贅沢は許されるでしょう。また出張の機会があると良いですね、息子よ。
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