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2009年3月 1日 (日)

路上観察:参拝の作法

 手水を使った後は神前に進みます。無信心の私は何を願うわけでもありませんが、たまに自己流で参拝します。でも、正式な参拝の方法があります。

 参拝の作法の説明の基本形は、これだと思います。神戸・高倉神社に掲げられています。玉串のあげ方も一緒です。
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 相州大山・阿夫利神社は「お参りの作法」となっており、表現も多少異なります、しかし、基本形とほぼ同じです。毛筆で書かれた簡明な体裁から、美しさを感じます。

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 近江長浜・長浜八幡宮でイラストタイプを見つけました。これが基本形だと思います。

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 内容は同じですが、改造版を宇陀・墨坂神社で見つけました。

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 墨坂神社は、「手水の使い方」も改造版でした。文字を大きくするためではないでしょうか。イラストとのバランスで、そのように思います。お辞儀しているイラストは重心が後ろに行っているのでこけてしまいそうです。でも気にしない、気にしない。文字を大きくして見易くしているのです。

 

 少し脇にそれます。墨坂神社は日本書紀の最初の方に登場する由緒正しき神社です。私は日本書紀を読んではいませんので受け売りですが。

 私がこの神社を知ったのは、恐らく
  「柿本朝臣人麻呂の妻の歌
   君が家に 吾住坂の 家道をも 我は忘れじ 命死なずは」
に添えられた写真だと思います。宇陀川の対岸の少し高い位置にある神社の印象がとても強かった。付近を車で通りかかったとき、瞬間的にここだと思ったのが最初の参拝です。今回使用した写真は何十年も後に撮影したものです。

 「手水の使い方」と同様、ストック写真を使用していますので撮影は大分以前のことです。現状は異なっているかもしれません。

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