美術:東京国立博物館・平成館「妙心寺」展
会期 2009年1月20日(火)~3月 1日(日) 東京展終了
2009年3月24日(火)~5月10日(日) 京都国立博物館
入場料金 一般 1500円(アジアとヨーロッパの肖像展のみ)
鑑賞日 2009年2月28日
公式HP http://www.myoshinji2009.jp/
妙心寺は京都花園にある臨済宗妙心寺派大本山。名前は良く承知しており、訪れたことはあると思うのですが、印象は定かでありません。
この展覧会は、開山650年法要の一環として開催されたものです。650年前といえば室町幕府の時代。知るところは、足利義満の建てた鹿苑寺金閣、足利義政の建てた慈照寺銀閣。能楽、「世にふるもさらに宗祗のやどりかな 芭蕉」と歌われた宗祇等による連歌の隆盛など。
華やかな時代の印象と禅文化の対比はコントラストが強いかと思います。とは言いながら、禅文化が何かは良くわかりません。この展覧会の印象は、書が多いということです。禅文化は書か、書というよりはそこに書かれた内容が禅文化なのだ、というのが私の認識です。
書はすべてと言って良いほど漢文で、いくつかが仮名まじりでした。漢字が読めないということと、漢語(中国語)であるということで、内容はさっぱりわかりません。例外的に判るところがある程度です。漢字、韻文、私は好きです。すらすら読めたら本当に楽しい展覧会になるのですが。
姪からチケットを貰い、出かけました。結構難しい内容と思うのですが、お客さんはかなり多かったです。
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