路上観察:横浜中華街・媽祖祭(2009年3月20日)
昼近くに雨が上がってきれいな青空に。これならば媽祖祭も挙行されるだろうと13時過ぎ、中華街に向けて出発。今年で第3回の媽祖祭、私はインターネットで前日に認識したので詳細は何も承知しておりませんでした。ただ媽祖祭ですから媽祖廟に行けば何かわかるだろうと。
媽祖を祀るのが媽祖廟。媽祖は「天后」ともいわれ、航海安全の守護神として信仰を集めているようです。後にパレードを見ていて判るのですが、台湾系の皆さんがパレードを執り行っているようでした。
14時過ぎ、パレードが出発した直 後に媽祖廟付近に到着。パレードは媽祖廟を出てすぐに関帝廟通りに折れました。この道筋だと関帝廟通りを抜けてから本通に入るだろう予想して、先回りしました。パレードはゆるゆる進むので、関帝廟に参拝する所に出くわしました。
パレードは、獅子舞・竜舞や雑技などの歌舞音曲などが先導し、後方に媽祖を載せた神輿が続きます。神輿と言う言葉が果たして適切か、表現が難しいので写真を参照願います。
写真では判りませんが、神輿を支える棒は柔軟性があって上下にゆらゆらゆれます。関帝廟や店舗前に設えられた祭壇前では、前後に行き来しながら神輿を上下に揺らして神の加護を与えているように見えました。
ディレクターのような方(男性)が中国伝統服でパレードを調整していました。何か映画に一場面のような感じがしました。それから漢字の国ですね。パレードの先頭をいく横断幕やその他に書かれている文字、大概の意味は判ります。漢字文化圏という意味が良く理解できます。
第3回という若い催しですが、さらに発展して横浜の風物として定着して欲しいものです。
詳しい様子を「変様する港街から・Web版」にまとめました。画面が開いたら「路上観察」を選択してください。よろしければ一読願います。(3月24日追記)
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