白想:女人高野室生寺
奈良に出かけたい気持ちが沸き起こります。JR東海の「うましうるわし奈良」キャンペーン、現在放映中の室生寺編を見ていると。
雪の室生寺、金堂内は漆黒の闇。十二神将が一体、一体、灯りに浮かび上がります。その後、後列中央の本尊釈迦如来から灯りの輪が広がって全ての仏像が浮かび上がります。
室生寺は何回か訪れていますけど、このような光景を実際に目の当りにすることは有りません。CFならではの場面ですけど、でも一度遭遇してみたいものです。実に劇的な感じがします。
流れている音楽がまた郷愁を誘います。「ボロディン・歌劇イーゴリー公」から「ダッタン人の踊り」。この一曲に結びつく知識とセンス。
冬に室生寺を訪れたことはありませんが、雪に覆われた室生寺もなお素敵でしょうね。
こう思わせたら、キャンペーンの目的のどのくらいは達成したのでしょうか。実際に足を向けさせなければ目的は未達なのでしょうか。
室生寺を訪れたのは2001年夏が最後。五重塔が台風による被害から修復なった後で、執拗に五重塔の写真を撮っています。思い返せば、この時に室生寺を訪ずれたのはついでで、目的は維新派室生公演の観劇でした。
あらためて、長谷、榛原、室生、宇陀周辺を目的に旅にでかけたいものです。出かけたいところが沢山あってこまりますけど。
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