路上観察:手水の使い方
手水と書いて「ちょうず」あるいは「てみず」、私は「ちょうず」と呼称します。
神社に参拝する前に手や口を清めること。水盤を覆う四方吹き放しの建築物が手水舎。
大分以前のことですが、ある本に「これほど簡明な文書はない」と言って紹介されていたのが、大阪・高津宮の「手水の使い方」です。立派な手水舎の中央奥に掲げられています。
ほぼ同じタイプを横浜・本牧神社でみつけました。文書は高津宮とほぼ同じですが、読点が加わり、「そゝぐ」が「すすぎ」に変化しています。なお「心を鎮め・・・」の一行も追加されています。
京都・宇治神社でグラフィックタイプを見つけました。
ほかに、大和・大神神社、和歌山・粉河産土神社で同じものを見つけました。どこかで制作・配布しているのでしょうか。
内容は同じですが、改造タイプを宇陀・墨坂神社で見つけました。絵に強調の縁取り、文字は書き換えられているようです。タイトルは文字が大きくなって、漢字にルビがありません。女の子のソックスが黄色に変わっています。
ストック写真を使用していますので撮影は大分以前のことです。現状は異なっているかもしれません。なお、横浜に帰ってからは神社に行くことが少なく、ストックが増えません。関西に居住している方が、寺社に出向くことは圧倒的に多いようです。
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