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2009年2月

2009年2月26日 (木)

路上観察:手水の使い方

 手水と書いて「ちょうず」あるいは「てみず」、私は「ちょうず」と呼称します。
 神社に参拝する前に手や口を清めること。水盤を覆う四方吹き放しの建築物が手水舎。

 大分以前のことですが、ある本に「これほど簡明な文書はない」と言って紹介されていたのが、大阪・高津宮の「手水の使い方」です。立派な手水舎の中央奥に掲げられています。

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 ほぼ同じタイプを横浜・本牧神社でみつけました。文書は高津宮とほぼ同じですが、読点が加わり、「そゝぐ」が「すすぎ」に変化しています。なお「心を鎮め・・・」の一行も追加されています。

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 京都・宇治神社でグラフィックタイプを見つけました。

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 ほかに、大和・大神神社、和歌山・粉河産土神社で同じものを見つけました。どこかで制作・配布しているのでしょうか。

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 内容は同じですが、改造タイプを宇陀・墨坂神社で見つけました。絵に強調の縁取り、文字は書き換えられているようです。タイトルは文字が大きくなって、漢字にルビがありません。女の子のソックスが黄色に変わっています。

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 ストック写真を使用していますので撮影は大分以前のことです。現状は異なっているかもしれません。なお、横浜に帰ってからは神社に行くことが少なく、ストックが増えません。関西に居住している方が、寺社に出向くことは圧倒的に多いようです。

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2009年2月22日 (日)

路上観察:鎌倉七口のうち朝比奈切通から十二所へ(2009年2月21日)

 梅が見頃だろう、どこに出かけようかと考えました。結局、鎌倉十二所果樹園と決めました。昼頃家を出発、朝比奈バス停を通過したのは13時30分過ぎ。ハイキングには遅い時間ですが、それでも十分です。

 写真が多いので「変様する港街から・Web版」に掲載します。画面が開いたら「路上観察」を選択して下さい。

 今年は花の開花が早いようです。今週末にでも出かけて見ませんか。

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路上観察:第11回河津桜ツーデーマーチ(2009年2月15日)

 二日目も好天に恵まれて楽しい一日になりました。遅くなりましたが、二日目の様子を掲載します。写真が多いので「変様する港街から・Web版」に掲載します。画面が開いたら「路上観察」を選択してください。どうか一読願います。

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2009年2月17日 (火)

路上観察:第11回河津桜ツーデーマーチ(2009年2月14日)

 第11回河津桜ツーデーマーチが、2009年2月14・15日の両日、伊豆東岸・河津町一帯を舞台にして開催されました。私たちは、第一日・踊り子コース・20Km、第二日・河津桜コース・20Kmに参加、完歩しました。
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 前夜の嵐に当日の天気が心配されました。しかし嘘のように晴れ渡り、早春の身支度で暑すぎる思いをしました。

 河津桜もまだ早いかと思っていましたが、既に七・八分咲き。例年に比べて7日から10日ほど早いようです。

 梅、菜の花、名前を知らない花々の間を縫い、主要な車道を避け、桜祭り会場を通過するコース設定。数多くはありませんけど、今までの経験の中で最上位に位置づけられます。

 第一日目の様子を「変様する港街から・Web版」にまとめました。画面が開いたら「路上観察」を選択してください。よろしければ一読願います。追って第二日目も掲載します。

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2009年2月13日 (金)

白想:Web版「変様する港街から」準備中

 メモ代わりのホームページを持っていたのですが、長いこと更新もせずに放り投げた状態になっていました。この度内容を一新して皆様に見ていただこうと考えました。

 基本方針は、ブログに掲載した内容を主題に沿って整理しなおすことです。記事も300に近づいて、何を書いたか記憶も薄れてきました。全体像を確認できるようにしようと思います。

 個々の記事は、文書を多少見直し、写真も少し多めに掲載します。専用ツールを用意しません。メモ帳(テキストエディター)でできる範囲の簡素なデザインとします。

 とりあえず骨格ができました。内容は少しづつ増やします。FirefoxとIE7ブラウザーで見え方を確認しました。多少見え方が異なりますが、ホームページは仕方ないところです。当初はこれで良しとします。

 興味あれば変化の様子を時々見て下さい。「Web版・変様する港街から」もよろしくお願いします。

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2009年2月12日 (木)

美術:神奈川県立歴史博物館「アジアとヨーロッパの肖像」展

  会期    2009年2月7日(土)~3月29日(日)
  開館時間  午前9時30分~午後5時、
        毎週金曜日午前9時30分~午後8時、
        入館は閉館の30分前まで
  休館日   月曜日
  入場料金  一般 800円(アジアとヨーロッパの肖像展のみ)
  鑑賞日   2009年2月7日
  公式HP  http://ch.kanagawa-museum.jp/

 

 華々しさはありません。しかし、なかなか興味深い展覧会でした。作品は、人間を絵画・彫刻・写真・メダルなど様々な手法で表現したものです。すなわち広い意味の肖像。

 私の視線は、それらを美術品として捉えようとします。しかし、古い作品には実用的な雰囲気を漂わせるものも少なくありません。作品が生まれた時、遠い異国に、後の世代に、自分たちのことを伝える意図も込められていたように思えます。

 今風に表現すれば肖像作品による情報発信です。当時の風俗や異国の人たちの捉え方、私はそこから何らかのメッセージを探そうとします。謎解きのような面白さが感じられました。

 この展覧会は、アジアとヨーロッパ18カ国の博物館・美術館ネットワークの第1回国際巡回展です。神奈川県では、県立歴史博物館と県立近代美術館葉山で同時開催となります。ですから、半分ほどを観たに過ぎません。早い機会に残り半分を観るつもりです。追って詳しい感想を。

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2009年2月 8日 (日)

音楽:F.J.ハイドン「オラトリオ・天地創造」

  指揮    フランス・ブリュッヘン
  管弦楽   新日本フィルハーモニー交響楽団

  ソリスト  天使ガブリエル、イブ  マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
        天使ウリエル      ジョン・マーク・エインズリー(テナー)
        天使ラファエル、アダム デイビィッド・ウィルソン-ジョンソン(バリトン)
  合唱    栗友会合唱団
  合唱指揮  栗山文昭
  チェンバロ 渡辺順生

  会場    すみだトリフォニーホール
  公演    2008年2月6・7日(終了)
  鑑賞    2008年2月7日15時~17時15分(休憩20分)(1階26列6番)

 

 天地創造という劇的なテーマの演奏にもかかわらず淡々と聴いていました。このように書けばどうも否定的な響きになりそうですが、決してそうではありません。終始、緊張感を切らすことなく、演奏に惹きつけられました。

 オーケストラ、独唱、二重唱、三重唱、合唱がうまく組み合わされて、天地創造の7日間を物語たります。それが小気味良く繋がるのです。鈍重と感じる部分はありませんでした。決して華々しくはないのですが、プロフェッショナルだなと感じさせます。

 ソリストはいずれも魅力的でした、特にバリトン。合唱は混声、ざっと数えると男50人・女70人の大合唱団でしたが、演奏をがっしりと支えていました。合唱が良くなくて全体が良いことなんて有り得ませんから。

 オーケストラは2管編成で、第1・第2バイオリンが対向配置。指揮者の前にフォルテピアノが、それに直角にチェンバロがおかれて一人の奏者が持ち替え(とは言わないか)で演奏します。多少少なめの編成ですが、オペラを除けばモダン楽器のフルオーケストラを聴くのは随分久しぶり。久しぶりとは10年か、20年か。昔の記憶も明確でないし、演奏技術に詳しくもありません。それでも何か随分と洗練されているとの印象を抱きました。

 ブリュッヘン、椅子に座っての指揮でした。体の向きを大きく変えることもなく動作も小さめで、体の影から時々手がはみ出るような感じでした。弦楽器がノンビブラートであることは見ていてわかりますが、他も彼の信念が貫かれているのでしょう。ブリュッヘンに惹かれて足を向けたようなものですが、出かけた甲斐がありました。素晴らしい演奏でした。

 ブリュッヘン・新日本フィルハーモニーによるロンドンセットの演奏会が2月中に4回残っています。一度くらいは出かけたい気持ちになりました。

 ささやかな要望を。対訳歌詞はプロジェクトして頂くように。
 対訳の歌詞を印刷したリーフレットが配布されたのですが、それをめくる音が耳につきました。A4半分の出演者一覧の配布とともに素晴らしいサービスだとは思いましたが。

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2009年2月 3日 (火)

読書:最近の読書から(2009年1月後半)

4.『日本語が亡びるとき』
    水村美苗著、筑摩書房、1800円(税別)

5.『いのちなりけり』
    葉室麟著、文芸春秋、1500円(税別)

6.『納棺夫日記・増補改定版』
    青木新門著、文春文庫、467円(税別)

7.『疑似科学入門』
    池内了著、岩波新書1131、700円(税別)

 

4.『日本語が亡びるとき』

 示唆に富んだ内容で興味深い。ただうまく整理できない。近々、再読してからまとめる予定である。

5.『いのちなりけり』

 時代物、純愛物語か。名ばかりの夫婦の描かれ方に疑義は残るが。
 しかし夫婦が翻弄される時代背景・人間関係の描かれ方は実に面白い。天下の副将軍・水戸光圀は将軍綱吉との関係に緊張を強いられている。将軍綱吉は朝廷との対立が重苦しい。佐賀鍋島家はその昔、竜造寺家から実権を略奪、鍋島家に組み込まれた竜造寺家と確執が残る。
 竜造寺家系の名門天現寺家の一人娘咲弥、若くして先夫を亡くす。跡取りが欲しい父は下級武士・雨宮蔵人との再婚を命ずる。咲弥は三回忌も済まないと拒むが父に押し切られる。蔵人が婿入りしたその夜、咲弥、「蔵人様がこれぞとお思いの和歌を思い出されるまで寝所をともにいたしますまい」。
 ある日、蔵人は上意打ちの命を受け妻の父を狙うが、父が殺害された後に行方をくらます。咲弥は水戸藩に預けられ奥女中に。
 17年を経て夫婦再会、蔵人は「春ごとに花のさかりはありなめど あひ見むことはいのちなりけり」。一人の下級武士の生き方が興味深い。しかし二人を結びつけるものは何か、私にはそれがつかめない。蔵人若かりし頃の出来事、これぞと思う和歌、それだけで私は納得できない。
 しかし葉室麟、初めて読んだがなかなか興味深い作者だ。

6.『納棺夫日記・増補改定版』

 死体を棺に納めることが納棺。それを生業とするのが納棺夫、著者の造語のようだ。
 著者の体験と洞察が三部構成にまとめられている。一・二部で納棺夫が見た死体を取り巻く人たちの言動、そこから導き出される職業感。三部で著者の宗教観、特殊な職業がその形成に大いに関係したと思える。
 日記と言いながら日記の体裁をとらない。宮沢賢治「永訣の朝」を始めとして引用も多く、どのようなジャンルに属するかとの疑問が湧く。三部の内容がそれまでとかけ離れている。しかし読了して胸に残る圧倒的な何か、それは何なんだろうか。
 誰もが避けられない死、職業観、私たちは深く考えることを遠ざけてしまったのではないだろうか。
 15年ほど前に一読した。増補改訂版でも本質的な部分の受け止め方に変化は無い。地方で出版されたこの本は短命ではないかと思った。しかし、いまや書店に平積みされている。映画「おくりびと」のモチーフになったからとも言われる。そうかもしれない。しかし読んだ人の琴線を振るわせるだろう。さらに多くの人に読んで頂きたい。

7.『疑似科学入門』

 科学の時代と言われながら多くの非合理がまかり通る。それで人生を棒に振り、財産を失い、果ては命を失う人も多い。著者は、科学者としてこのような状況に警告を発する役割もあろうかと思う。
 疑似科学を三つに分類・定義する。
 第一は、占い系(お御籤、血液型など)、超能力・超科学系(スピリチュアルなど)、「擬似」宗教系。第二は、科学の援用・乱用・悪用。例えば、科学的法則に反する主張、科学的根拠不十分な言説、確率・統計の恣意的利用。第三は、「複雑系、例えば地球温暖化」ゆえに科学的証明が困難で、真因を曖昧化。疑似科学と真性科学のグレーゾーン。
 どう対応するか。疑似科学は廃れないとを認識する、正しく疑う心を持つ、疑似科学を勉強しておく、予防措置原則すなわち安全サイドに立った手を打つことの重要さを認識する。
 これらを言い換えれば科学的な態度を身に付けることになる。いざという時にも冷静沈着な判断ができるように。心しよう。

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2009年2月 1日 (日)

白想:女人高野室生寺

 奈良に出かけたい気持ちが沸き起こります。JR東海の「うましうるわし奈良」キャンペーン、現在放映中の室生寺編を見ていると。

 雪の室生寺、金堂内は漆黒の闇。十二神将が一体、一体、灯りに浮かび上がります。その後、後列中央の本尊釈迦如来から灯りの輪が広がって全ての仏像が浮かび上がります。

 室生寺は何回か訪れていますけど、このような光景を実際に目の当りにすることは有りません。CFならではの場面ですけど、でも一度遭遇してみたいものです。実に劇的な感じがします。

 流れている音楽がまた郷愁を誘います。「ボロディン・歌劇イーゴリー公」から「ダッタン人の踊り」。この一曲に結びつく知識とセンス。

 冬に室生寺を訪れたことはありませんが、雪に覆われた室生寺もなお素敵でしょうね。

 こう思わせたら、キャンペーンの目的のどのくらいは達成したのでしょうか。実際に足を向けさせなければ目的は未達なのでしょうか。

 室生寺を訪れたのは2001年夏が最後。五重塔が台風による被害から修復なった後で、執拗に五重塔の写真を撮っています。思い返せば、この時に室生寺を訪ずれたのはついでで、目的は維新派室生公演の観劇でした。

 あらためて、長谷、榛原、室生、宇陀周辺を目的に旅にでかけたいものです。出かけたいところが沢山あってこまりますけど。

 「JR東海のCF」、「女人高野室生寺HP]。インターネットはありがたいです。

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