白想:2009年歳旦
風向きのせいでしょうか、停泊する船のか細いドラの音が聞こえて、港横浜は新らしい年を迎えました。2009年は横浜開港150年の記念年。種々のイベントが挙行されるでしょう。
私が小学生の時に横浜開港100年を迎え、「百年、百年、開いて百年 ミナト横浜、朝がくる」との記念歌を歌いました。以来50年、長いと言えば長く、短いと言えば短い時間が過ぎ去りました。
子供の頃、蜻蛉取りの竹ざおに釣り糸を付け、通称だぼはぜを釣った岸壁は、港未来21地区に変貌を遂げました。その変わり様は想像を絶します。経済発展は皆が幸せになるための必要条件だった筈です。しかし、それは実現したでしょうか。そう思えた時期もあったように思います。しかし、昨今は最低と言ってよい状況に陥っています。
「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在および将来の国民に与えられる」と明言する憲法第11条を、むなしく感じている人は少なくないでしょう。為政者の果敢な施策が待たれます。
2009年、世界平和の実現を祈念いたします。全ての人に健康的で幸多き生活が訪れることを祈念いたします。
個人的には、団塊の世代の一人として脇目も振らずに会社生活を進んできましたが、この一・二年のうちにクーリングダウンすることになります。
その代わりと言っては何ですが、今までできなかった何らかの社会貢献に関わるようにしたいと考えています。2009年、私にとって節目の年になるでしょう。
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